今期アニメの【封神演義】の評判がすこぶる悪い。

第一話から擁護派が全くいないと言っていいくらいの出来映えみたい。

なんでもシリーズ構成が原作クラッシャーとして悪名高い某女性脚本家ということで。

封神演義の原作漫画。20年前、子供の頃リアタイで読んでたよ~。

でも、ジョジョと同じく内容はまったく覚えてなかったので、アニメ化は実は結構楽しみにしていました。

ただ、冒頭のような散々たる評価を目の当たりにし、アニメは未だに一話も見ておりません。

HDDに録画はしていたけど全部削除しました。

代わりに原作漫画をレンタルして全巻読破しました。

やっぱり面白れえなー!

現代でも全然通用する漫画!

 

 

「こんなキャラ居た居た!」と懐かしむ一方で「え!?このキャラここで死ぬんだっけ!」と驚きの展開も。

あと、子供のころは中国史なんぞ知らなかったので、難しい部分は読み飛ばしてたと思うんだけど、大人になった今は歴史好きこともあってその辺に関しても面白かった。

例えば、太公望が人間界の周軍を率いて、殷側と戦うときに、俺の大好きな包囲殲滅戦術が用いられた点にニヤリと。(歴史的には800年後の第二次ポエニ戦争のハンニバルが初出なんだがw)

基本的には仙人同士のドッカンバトル漫画だけど、ちょいちょい歴史要素が出てくる点が評価高かった。

 

まー、そんなわけで原作は非常に面白かった。

ちょっと昔の漫画が現代のアニメ技術で蘇るというのは個人的には大いに有りだと思う。

あらためてジョジョの奇妙な冒険シリーズは本当にアニメスタッフに恵まれていたんだと痛切する。

あまり話題にはならなかったが"うしおととら"のアニメも限られた予算の中で丁寧に作られていて、スタッフに愛されてたなぁと感じた。

同じように制作スタッフに恵まれた作品に封神演義がならなかったというのは残念至極と言わざるを得ないね!

 

原作ファンの間ではTwitterでアニメへの苦情の署名活動が行われている模様。

>>藤崎竜先生による「封神演義」はジャンプ史に残る名作であり、今現在も丁寧にアニメ化すれば新規のファンも増え、更に大きなブーム・コンテンツになろうパワーがある作品でした。

 

うんうん、ワイもそう思うで。

拡散&賛同の署名に協力させていただきます。