DAY2 | Science and Law in Society (SLS)~~中途半端も極めれば専門さ~~

DAY2

まずは講義録から。

途中からは手書きに切り替えたのもあり、

やや少なめで雑多なものですが。。。。


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2時限目

黒川先生




human capital

⇒『個人』として仕事ができること。ツイッター。

個人的にお友達がたくさんいるということが重要。

private sector で両方がwin-winに経済成長できるのが合理的。

global healthの定義

health and developingとした方が良い。

⇒途上国、存在を認めると言うことが大事

・シンプルテクノロジー

・スタンフォードでは、1年間は外で勉強してくることを強く薦めるとのこと。

⇒奨学金を付けてでも海外へ送り出してやることが大学の役目

→黒川先生の主張はブログ・ツイッターを参照するべし

3限目

渋谷先生


health』というのは世界の状況が見えやすいということでテーマとして挙げている。これを入口にして、世界でwinwinな関係を作ってほしい。

中国の平均余命74歳。

上海では83歳くらい。もう中国は発展途上国でないらしい。

全世界でいうと平均余命は67


健康転換

⇒高齢化が進んで、慢性疾患が増えていること

今の問題

Developingdevelopedの両方のburdenを抱え始めているのが発展途上国。

Q、死亡と予防とのどっちにお金を使うのか?

⇒5歳の子供で死にそう、40歳でうつ病にかかって働けなくなりそう、どちらを助けるのか?というクエスチョン。

Q、癌患者を集めてのマニフェストについて

⇒どうして、高速道路なのではなく癌なのか?それを説明することに一番の時間を割くとのこと



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ここからは深津個人の感想ブログ。

今日は長くなりそうな予感




今日の授業内容については簡単にすれば3つにまとめられるのかな

①黒川先生による『マクロな視座・あるべき方向性』

②渋谷先生による『本当に開発途上国に起こっていることは何か?データの解釈について』

③外務省の先生による『日本のODAの現状についてのレクチャー』

みたいな感じです。


2日目終了後、黒川先生のブログを全部読み込んでみて

考えるところがあったので、それをメインにしたいと思います。

逆順ということで③→②→①でいきます。



日本のODAはどんなことに注視しているのかについて。

データはどこにでも手に入りそうなものだったのだけれども、

質疑応答で驚いたことがいくつか。


意外にも日本での認知度を上げようという試みがされていたことについてが一番の驚き。テレビで放送までされていたとは。

そして、その効果があまりに無さそうなことについては改善点がありそう。




データの解釈について。


分析はファクトに基づくのは当然。

その上で、ファクトから何を読み取るべきなのか、ちゃんと考えてねというレクチャーだったのかな。スライドの読み込みがまだ不十分だから暫定的な意見ですが。


『日本では何が本当に起こっていることなのか』

ですら、正確に把握するのが難しいのに、まして遠く離れている国。


『アフリカでは何が本当に起こっていることなのか』

難しすぎでどこから手をつけるべきなのかわかりませんな。

先生方からすれば

『とにかく行ってみなさい』

で解決されそうなことだけど。



最後に①


考えてみれば、1時間以上に渡って黒川先生のレクチャーを受けたのは初めて。また1つの新しい形のプレゼンテーションでした。

スライドを後ろでただ流すだけっていうのは新しい。

僕の大好きな松井秀喜のスライドもあって、気持ちはやや高ぶり。

黒川先生が強調していたことは

human capital

という言葉。つまりは、個人の信頼ということ。

『あの人がこういうことをやっているのだから間違いない』

と、何人に思ってもらえるのか。そして、その信頼が日本だけに限られないか。


その後、黒川先生のブログを熟読しました。

文章がうまくて、各回の長さや引用もちょうどよくて、

素晴らしいブログだと思います。

内容も日本の問題点をぜーんぶ指摘している

http://www.kiyoshikurokawa.com/jp/


これ、東大生だったら絶対全部の記事を読むべき。必修。

(もちろん他大生もだけど、東大に関する記事が多いので)

駒場生は幸せだよ。こういう人が今から警鐘を鳴らしてくれるなんて。



記事の内容がその通り!と思う一方でげんなりした気分にもなった。

だって、ここに書いてあることって僕が学部3年生の頃からファーマコビジネスイノベーション教室のセミナーで言われ続けてきたことで、

それが未だに何1つ変わってないのだから。



僕が大学にいても感じることだし、企業の人と接していても感じることなのだけど、

日本人のいわゆるエリート層の大半は、どこかで自分たちだけは大丈夫って信じ切っているし、

危機感をほとんど持っていないように思う。

学生レベルでも感じとれてしまう悲しい現実。


そんなことを思っていたら、あるときに元産業再生機構代表だった冨山さんが

こんなようなことをおっしゃられていた。


『日本人にポテンシャルはあるのはたしかかもしれない。けれども、今の日本は鎖国モード。開国モードと鎖国モードが繰り返される日本では鎖国モードのときは、、、、、中略、、、、、明治維新のときのように開国モードになればすごい力を発揮する



納得してしまった。今は何をやっても無理だ。

熱い気持ちを持ってもバカらしい。

今は淡々と自分の刀を研ぐときなのだ。と思ってから3年以上が経ってしまった。


目標がないまま淡々と過ごすのは、あまり楽しくない。



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黒川先生・渋谷先生という、グローバルに通用する圧倒的な人間力を見せつけられ。

さらには日本が相当に危機的な状況にあることを再確認させられ。

サマープログラム2日目にして気が重くなってきた。


『ロールモデルはいないのか?』

と聞かれ、一応は元産業再生機構の冨山さんの名前を挙げた。


僕はできれたら間違ってることは間違っていると言いたいし、

正しいと思ったことは正しいと言いたい。

冨山さんは人間というものをよくわかっていて、修羅場を潜り抜け、結果も出して、

それを体現していると感じているからだ。



だけど何ていうんだろうか。2日目に突き付けられたあまりの課題の大きさに

げんなりしている。もう間違ってることもそれはそれで許容してしまおう。

正しいことももみ消してしまおう。


そんな気持ちだ。



3日目はこのげんなり感をさらに高めたい。