医療経営概論① | Science and Law in Society (SLS)~~中途半端も極めれば専門さ~~

医療経営概論①

まずはお試しってことで。

とりあえず投稿してみまっす。



今年で4年目。毎年のことながら問題意識を投げかけてくれるのに十分なものだったと思う

僕が日本の製薬企業の現状を知ったのはちょうど学部2年生のとき。

当時進学したばかりの僕は

『日本の科学技術は素晴らしいはず。製薬の分野でも大きく世界に貢献しているに違いない』

こんな風に思っていた。

ある授業で示されたスライド

日本で1番であるはずの武田薬品の順位・・世界で15位

最初は全然信じられなかった。だって、日本って科学技術立国じゃなかったのかよ??

データの取り方の違いなのかな?くらいに思っていたのも今は昔。

勉強を進めるにつれて、日本がいかに製薬分野で世界に遅れをとっているかがわかってきた。

ちなみにどうして日本が製薬分野で遅れをとってきたのか?その理由は複合的だ。

・審査制度の遅れ

・R&Dに対する投資費用の大きさの違い

・治験環境の不備

・医師の治験に対するインセンティブの違い

・創薬に対するパラダイムシフトに対応できていない日本

・国策として日本で薬を作るべきか?その決断の遅れ

これらの状況について危機感を持っていないのだろうか?

ちょっと話を変えよう。

おそらく、一般の人は東京大学薬学部が日本で最先端の薬の研究を行っているに違いないと考えているはず。さらには日本の薬学の未来を背負っていると考えるのが普通ではないだろうか?

現実として、そんなことはありえない。

東京大学薬学部において、薬は作られていない。

ある教授が言っていたことだけれども、

『東大において、薬学部ってのはミスリーディングな名前だ。第二理学部とした方がいい』

本当にそんな状況なのだ。

有機化学は合成しているけれども、いわゆる薬理分野、つまりは薬は作られていないのだ。

アステラス製薬の竹中さんまでもがこんなことを言っている。

『東大では薬が作れない。京大の方が全然進んでいる』

実際、京都大学のある教授は

『いつか、これは京都大学薬学部で作られた薬である。そう誇れるようなものを作りたい』

意識が全然違う。

これは学部の内部にいて強く感じたことだ。

大学の問題にとどまらない。

日本で薬を作り続けられるのかどうか?その瀬戸際まできているという議論まである。

実は日本はドイツのように薬が作れなくなってしまうかもしれないのだ。

(ドイツは昔、製薬会社があったのに国策の失敗でなくなってしまった。現段階で薬が作れるのはアメリカ・ヨーロッパ(スイス・イギリス)・そして日本)

さてさて、どうあるべきなのだろうか。

このあたりのことについては医療経営概論のレポートをしつつ、考察を深めていきたいと思う。

さーて、商法の勉強でもしよっと。

会社法会社法。。。