ラジオフランスオーケストラとの共演で、ロン・ティボー国際音楽コンクール バイオリン部門もいよいよピークを迎えました。
会場もオペラコミックと豪華で、着飾った人びと、マスコミ関係者等で一層華やかな雰囲気の中、最後のコンチェルトの審査でした。
結果発表の際、審査委員長が述べたことが、そのとおりだと思いましたが、5人のファイナリスト全員が既に個性的で充分に演奏家としてやっていける、そういうレベルだったということです。
結果は期待の成田達輝君は第2位!
第1位はフランス人の女性が勝ち取りました。
成田君の演奏は鳥肌が立つくらい素晴らしい演奏で、個人的には 彼が優勝するのでは?と期待してましたが、優勝した人は17世紀のストラディヴァリウスを使っていて、出す音色自体がもう全然違うという感じでした。
ユニークなのは、各ファイナリストの紹介のアナウンスの中で、何年の何製の楽器を弾くのかも言うのが、さすがにバイオリン部門だなぁと思いました。
びっくりしたのが、また結果発表の時です。第5位から発表していくのですが、ピークは第2位 第1位の発表の時。
第2位で惜しくも(?)成田君の名前が呼ばれた時、ブラボーの声と混ざって、「ブー!!」と凄まじいブーイング!?
これは、何故彼が優勝ではなく2位で呼ばれたことの意味だったようで、第1位のフランス女性が呼ばれた時、ブラボー!!の歓声とともに、またまた強烈なブーイングの嵐!!
これには本当に驚きました。
どうやら、成田君を応援する派とフランス女性を応援する派と二分したようで、その感じは僕も良く理解出来ましたが、あそこまであからさまな聴衆の反応はさすがヨーロッパかなぁ…と。
この上位入賞者の演奏は日本でも聴けますよ!
多分3月くらいに東京、サントリーホールで演奏会があるはずです。
是非是非、興味がある方は聴きに行って自分の耳で実感してみてください♪
さぁ、いよいよ日本に帰ります。
パリは生牡蠣が美味しい季節になり、こんなのを少し頂いて最後の夜を過ごしました。