宮崎県門川町一帯でエギングで狙うアオリイカが好釣果との情報を得たので、5月28日釣友のSさんと宮崎県門川町の乙島に釣行した。
乙島は門川町門川湾の沖合にある無人島で、定期船はないので瀬渡し船を使う必要があり、エギングでのフィッシングプレッシャーはほとんどなく、この時期タイミングが良ければ数釣りも可能なフィールドである。
第一便の出船時刻である午前5時30分に間に合うように宮崎市内を出発し、今回お世話になる渡船の乙島丸さんの出船港である門川町庵川港までは車で約1時間30分。無事に到着し、船長に最近の釣果を伺うと「ここ数日エギング・ヤエンともにアオリイカを狙う人がいないため分からないが、人が入っていない分期待はできる」との事。船は時間通り出船し、目的地である乙島までは約5分、乙島で釣りができるポイントは、2つの防波堤といくつかの瀬のみと多くはない、その中で今回上礁した瀬は南のカベという瀬で比較的足場がよく、岬の先端であるため潮通しも良い。さっそくタックルの準備を済ませ一投目、初めてのポイントということもあり水深・地形・潮の流れなどを把握する目的も併せ私のパイロット的なエギであるアオリーQの3.5号金テープを使用し状況をチェックする。水深は5~7㍍、所々に根が点在しており下げ潮の影響で潮は沖へと払い出しており条件的には良い条件だ。
そして答えはすぐに返ってきた。移動距離を抑えたシャクリで丁寧にボトムを探っているとラインが走り、一呼吸置いてアワセを入れるとほど良い重量感とアオリイカ独特のジェット噴射が伝わってきた。アオリイカの引きを楽しみながら上がってきたサイズは500㌘程と、この時期にしては少し物足りないサイズだった。しかし、アオリイカが上がったことでモチベーションも上がり、サイズアップを目指し更にエギをシャクっていると、隣で釣りをしていたSさんにも同型のアオリイカがヒット。この時合を逃す訳にはいかないと、私も先程と同様のパターンでシャクっているとまたしてもラインが走る当たりがあり、アワセを入れるとズシリとした重量感が伝わるとともに、1㌔に設定しているリールのドラグ「ジリッ」と鳴り1杯目よりサイズアップしたと確信し、慎重なやり取りの末取り込んだサイズは1㌔ジャストの良型だった。その後も、私とSさんが500㌘程のアオリイカを1杯ずつ追加し、日が高く昇るにつれ当たりも遠のき、反応が薄れてきたため納竿することとした。
今回は朝マズメの短時間で最大で1㌔のアオリイカが2人で5杯と満足する結果となったが、2㌔オーバーを狙えるフィールドなだけに更なる大型を求めて今後も釣行していきたい。
今回上礁した乙島の南のカベは足場の良い磯ではあるが、救命道具はもちろんのことスパイクシューズを着用し安全第一で釣行したい。
リール・・・09ツインパワーMG C3000 (ブリーデン ダブルハンドル)
ライン・・・ヨツアミ ガリスウルトラ ゲソX WX8 0.6号
リーダー・・・ ダイワ エメラルダス リーダー X’treme 2号
エギ・・・ アオリーQ 3.5号 金テープ
南九州地方に梅雨明けが発表された7月14日、鹿児島県佐多岬で青物の釣果が上がっているとの情報をキャッチし、私、職場の同僚Tさん、Sさんの3人で佐多岬の沖磯へ釣行した。
佐多岬は、鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠に位置し、大隅海峡に面する岬だ。
黒潮から錦江湾内への出入り口のため荒々しい激流地帯であり、黒潮が直接当たるのでヒラマサやブリと言った青物、メジナなどの上物から底物と、魚種が豊富なのも特徴で、ケバや黄金瀬といった全国的にも有名な礁がズラリと並んでいる。
また九州本島の最南端にあたり、岬の先端からは、天候によっては種子島・馬毛島・屋久島や三島村の島々、薩摩半島南部の開聞岳などを望むことができ、釣りだけでなく観光地としても有名だ。
今回利用したのは佐多岬、田尻港を出船する照英丸。佐多岬の激流の中を一発で『ドン!』 と瀬付けする、超ベテラン船長が的確なアドバイスを交えて安全な釣行を約束してくれる。
田尻港からは5隻の瀬渡船が出ているが、照英丸のブログに青物の釣果が度々アップされていたので電話で予約をいれた。
佐多岬一帯の瀬は瀬割りとなっており、予約すれば瀬の取り合いもなくソワソワせず落ち着いて釣行が可能だ。
午前5時半、船長に挨拶をして、荷物を積み込み出船、今回はメガネ横に乗磯し、準備に取り掛かった。
朝一のマズメの時間帯ということもあり、ルアーはダイビングペンシル「別注平政160」をセットし「誘い出し釣法」で狙うことにした。
200㍍~300㍍先に潮がぶつかっているところがあり、徐々にこちらへ近づいている模様で、あの中に獲物は間違いなくいると確信してキャスト開始。
ルアーの着水と同時にラインのフケを取り、ホウキをはくような感じでロッドを動かすと期待通りS字のダイブアクションを見せてくれる。すると一投目からルアーの後方で水柱が上がった! しかし、フッキングには至らなかった。
『もう少しバイトするタイミングを与えたほうがいいのかな?』と思い、ルアーをポッパーの「スカジットデザインズ パンプキン(140㍉)」に変更し再キャスト。
同じポイントで『ポシャン!』 『ポシャン!』 とスプラッシュ音と共に喰わせの間を意識しながらアクションをさせる。
すると次の瞬間スプラッシュ音を上げていたルアーから大きな水柱が上がるともに、手元のロッドがガツンとバットまで絞り込まれた!しっかりフッキングさせるため1度、2度と大きく合わせを入れると同時にリールからラインが出ていく。 大物を確信して、近くにいたTさんにタモの準備をお願いし根に潜られないように格闘。
ドラグを調整しながらブレイクしないように丁寧にやり取りし、浮かせたのは大型のワラサ(ブリ)だ。
タモにフックを引っ掛けないように丁寧にランディングし、メジャーを当てると70㌢の良型だった。
いきなりの大物に全員のやる気が上がり、皆直ぐにキャスト再開!
しかし時合が過ぎてしまったのか、それ以降ダイビングペンシルやポッパーなどのトッププラグには反応がなくなり魚のレンジが変わったのだと判断し、タックルを持ち替えミノーで広範囲を探ることにした。
ヒラスズキタックルに「ヤマリアエンジェルキッス(140㍉)」をセットし、先ほどワラサがヒットした同じコースを通すとガツンとルアーをひったくるようなバイト、合わせを入れやりとりをしていると銀色のボディが水面にチラリと見えた、今が旬のハガツオだ。しかし、ランディング時にタモにフックを引っ掛けてしまい、痛恨のブレイク。
この後は潮が緩んでしまい、暫く音沙汰がなくなってしまったので、昼食を取ることにした。
昼食を終える頃には潮も流れ出しており、再び青物の予感を漂わせ出した。船長曰く、「潮さえ動けばほぼ間違いなく食ってくるから!」 との言葉を信じてキャスト再開した。流石はベテラン船長、このアドバイスで私達はこの後かなり美味しい思いをすることとなる。
潮も下げ潮に変わり、先ほどのポイントでは潮の流れが速過ぎて釣りにならないので瀬際の潮のヨレを狙うことした。海の中をよく見てみると、ベイトが足元に溜まっていて、時折何かがベイトを反転しながら食っているのが確認できた。
ベイトの大きさやレンジ、アピール力を考えルアーを「アイマsasuke剛力140F」にセット。このルアーの潜行深度は70㌢程と今回のベイトのレンジに近く、ずんぐりボディとレードルリップ採用の為飛距離、荒れた海中でのアクション共にトップクラスのパフォーマンスを誇る私のパイロットルアーだ。普通にリトリーブするもののなかなか反応を得られない、そこでリアクションで喰わそうと高速リトリーブを試してみる。
高速リトリーブに変えた瞬間に私のロッドの先で銀色の魚体が反転するのが見え、同時にロッドが海面へ『ガッ!』 と急降下した! 両手でロッドを抑えながら力いっぱいやり取りし、60㌢のハガツオをランディング。
続いてTさんも一回り小さいが50㌢のハガツオをキャッチ。
隣にいたSさんには何故かダツしか釣れないので、ルアーを同じものに変えてみるようにアドバイスすると、今度は境さんにハガツオがヒット! どうもレンジがキモのようで少しでも浅いとダツの餌食になってしまうようだ。
その後も2尾のハガツオをキャッチしたが、回収時間がきたためハガツオが足元にいるのを見ながら、後ろ髪を引かれる思いで納竿とした。
今回釣行した佐多岬周辺では、年間を通してルアーで様々な魚種が狙えるので皆さんも是非釣行してみてはいかがでしょうか。







