突然ですが、
「真似する」
「盗む」
さて、この言葉を見て、心の中で声に出して読んでみて、どのような感情になりましたでしょうか?
なんとなく、心のどこかで不快な感じをもたれたのではないでしょうか。
特に「盗む」という言葉はそうだと思います。
だってドロボーとか罪のイメージ強いですもんね。
これらの言葉は「悪いことはしちゃいけません」という教育のもと、
多くの方は当たり前のものとして身につけたものだと思います。
少しでも不快な感覚を感じていらっしゃいましたら
あなたが今このブログを読まれている時点のココロの状態と、
あなたのこれまでの人生で積み重ねてきた、これらの言葉に対する価値観が紐づいて
今時点の暗黙の前提として存在するわけです。
では、これらの言葉に前置きの言葉をつけて見ますね。
「憧れているプロのやり方を真似する」
「一流の職人技を盗む」
ちょっと印象変わりましたでしょうか?
さらに後にも付け足してみます。
「憧れているプロのやり方を真似する。そして自分も憧れられるプロになる。」
「一流の職人技を盗む。そして自分も一流の職人になる。」
ガラっとかわってものすごくポジティブになりました。
そして、自分がプロもしくは一流になるための方法ができあがりました。
「真似する」ことも「盗む」ことも、時として自分を成長させる大きな手段となります。
大事なことは、これらの言葉を使うときに
「何を」 と 「それにより自分がどのようになるか(なりたいか)」といった言葉を削除しないことです。
隠れた言葉を表に出して、自分がどうしたいのかを全部言葉にすること。
これによりイメージがはっきりと掴め、
抵抗なく自分の意思を行動に変換しやすくなります。
このことをご存知の方も多くいらっしゃると思います。
慣れてくると省略・割愛するのがつきもの。
不用意に省略・割愛せず言葉にし、潜在意識に理解させ続けて
自分のありたい姿を現実のものにしましょう。