皆様こんにちわ。


金剛たけしこと畑山公希です。


ありがたいことに、私の著書の2作品目が発売し、おおよそ一ヶ月が立ちましたが、今回から少し、取材後記みたいなことを書こうかなと思います。


今年も、野球の季節が来ましたね。


とくに今は春季大会の関東大会代表校が決まったくらいの時期なので、夏の高校野球に向けて、ファンの熱が燃え上がっているところでしょう。



今から2年前の2022年、春の関東大会で千葉県代表としてある学校がスポーツ雑誌に名前が乗りました。


「銚子商業高校」


かつて、昭和40年代に全国を席巻し、49年には全国制覇を達成。


また、前年の48年には、史上最高の甲子園投手と今尚伝説に残る、栃木県作新学院学院江川卓投手(元巨人)を延長の末、勝利するという幾多の名勝負を繰り広げました。


なお、この昭和48年の話が、私のデビュー作「怪物退治の夏〜昭和48年甲子園2回戦〜銚子商と斉藤一之」になります。


話は戻しますが、この2022年の銚子商業は、実に12年ぶりの関東大会出場となっています。


この辺の話は、少しだけ今回の第二作品に書いておりますが、このときスポーツ雑誌にインタビューされていたのが、現銚子商業高校野球部後援会会長阿天坊俊明会長です。


阿天坊会長は、今回の私の作品「歴史が始まった日〜昭和40年甲子園決勝〜斉藤一之vs原貢」の舞台になった、昭和40年に千葉県勢初の全国決勝進出となったときのショートを守り、その年に始まったいわゆるプロ野球での第一回ドラフトで、名将鶴岡一人監督率いる南海ホークス(現ソフトバンクホークス)から2位指名されている人物です。


阿天坊会長と私の関係は、かつて、銚子市に存在した少年野球組織「銚子リトルリーグ」「銚子シニアリーグ」時代のシニアリーグの会長を務めていたのが、阿天坊会長でした。


私の兄、畑山広明は、リトル、シニアの卒業生として銚子シニアから銚子商業に進学し、3年生のとき、いわゆる斉藤監督が病魔のため、後任の黒川栄一監督(現安房拓新高校野球部監督)にベンチを託し、千葉県民にとっては伝説の一戦となった、平成元年の千葉県大会準々決勝、銚子商vs成東高校戦でキャッチャーを努め、あの試合を演じた一人となり、その後軟式社会人野球の監督まで努めた長い野球人生を努めます。


私もそのリトル、シニアbのときの御縁もあり、快く取材に応じていただきましてこの本の完成に深く関わっていただきました。






続く


畑山公希


22年7月に、千葉県の高校野球の名門、銚子商業高校野球部にまつわるノンフィクション作品、「怪物退治の夏〜昭和48年甲子園2回戦〜銚子商と斉藤一之」を出版。24年4月に、銚子商業野球部ノンフィクション第二弾、「歴史が始まった日〜昭和40年甲子園決勝〜斉藤一之vs原貢」をアメージング出版社様より出版。