食の誤りが血を汚す
食の欧米化と病気の欧米化
病気の欧米化(糖尿病、高脂血症、肥満)は、食生活の欧米化が原因です。
欧米化の特徴は、高脂肪で高たんぱくの食事です。
動物は歯のかたちによって食性、食事の性質がきまっているといわれます。
32本ある人間の歯のうち20本が穀類を食べる臼歯で、62.5パーセント。
8本は野菜や果物をがぶっとたべる門歯で25パーセント。
残り4本が犬歯で12.5パーセントですから、肉と魚は1割強でいいということになります。
人間の本来の食性は、穀類、野菜、海藻をしっかりととるということになります。
欧米でも20世紀の初頭までは、穀類やいも類がおおく、動物性の食品はすくなかったということです。
それが国が豊かになるにつれて、肉や卵、牛乳、バター、マヨネーズなど動物性の食品をとることがおおくなって、芋や穀物が減ってきました。
世界中どこでも共通しているそうですね。
日本でも昭和の25年ごろの食事は、ご飯に味噌汁、納豆に豆腐、それにせいぜいめざしでした。
それがいまでは、食品があふれてしまって何でも食べられる時代になり、しかもそれが軟らかくてたべやすいもの、おいしくて栄養になる動物性タンパクや動物性脂肪、を食べ過ぎ、人間の食性とは大きくかけ離れた食生活になってしまい、これが現代人の血液の汚れの原因になり、そして欧米型の病気を引き起こす原因になっているわけです。
食性は自然の摂理とか法則にかかわるもので、実はこの自然の法則は、人間がつくった法律よりもはるかに厳しいものです。
人間は、知ろうが知るまいがこの自然の法則の影響下にあります。