現在、世界中での自然資源の利用に関する諸問題が起因となって、
環境・健康危機が明白になってきている。
世界中で広がり続ける豊かさと貧困の隔たりは、
肥満と栄養失調の二面的な健康危機を招いている。
これは、先進国と発展途上国の両方で見られ、
ますます悪化している。
根本的な原因。
都市部の人々は、
産業化した農業システムの中でどのように日常の食事が環境衛生と
密接に繋がっているのかという認識が欠けている。
そこで、解決策。
食生活における消費習慣の変化を通して、
多くの健康問題と環境問題の二つを同時に取り組むことができる。
[気候にやさしい食事の7つの法則]
・植物由来食品
・地域産品
・有機農産物
・加工度の低い食品
・包装が少ない食品
・最小限のゴミしかださない家庭料理
をより消費すること。
(出典:Diet for a Hot Planet)
参考として、
UBC地域食料システム学部の活動(。・ω・。)
2007年より、
学生が運営するAgoraカフェと地域食料システムオーチャードガーデンを通じて
自発的な教育を提供すると同時に、地域的・季節的・家庭的な献立や、
地域的農業を支持する調達政策を公表。
また、特別なイベントを提供することで、地域社会も間接的に啓発している。
この取り組みは多くの学生の農業への理解を変化させ、学生同士を繋げ始めている。
この学生間の繋がりは他の学生集団内でも研究でき、
より発展させて適用することもできる。
このような模範を示すことは、
私たちを複雑に絡み合う国際的な農・健康・経済・環境の因果関係に向かい合わせ、
より持続的なシステムへと導いてくれるだろう。