2023年6月 不安でいっぱいの日々でした | 大切なものは目には見えない

大切なものは目には見えない

日々の普通の生活が当たり前だと思っていたけど、それは当たり前では無かった。
今日と同じ明日が必ずあるとは限らない。
本当に大切なものは目には見えないから、私の心が感じたことを忘備録として残します。

2023年6月から7月は 本当に最悪な日々でした

毎日が不安でいっぱいでした

不安しかありませんでした


4月末からの2回目の入院は 6月9日に退院となりました

(ですが また1ヶ月ちょっとで 7月14日には3回目の入院となってしまいます)


その1ヶ月ちょっとの間に 息子は毎日いろんな事をやらかしてくれて

本当に もうどうすれば良いのか分からない状態でした


この頃には 完全な薬の依存症になっていました


それでも私は 何とか生活環境を 少しでも変えようと 通所できる事業所を見学したり

就労移行支援センターでの居場所作りや

グループホームへの入居も視野に入れて

見学にも行ったりしました


でも 今回もまた退院後に調子が良かったのは ほんの1週間くらいだけでした


薬の依存症なので 病院からは強い精神薬はなるべく出さないようにして貰っていました

本当は薬なんて何も必要無かったのですが

本人はそれがとても不満みたいでした


処方薬も1度にたくさん出すと ODするので

1週間分ずつの薬を処方して貰っていました


そして 車で約50分かかる病院へ 1週間に1回連れて行くのは 予想以上にたいへんでした

この頃 息子は寝るのは明け方とかで ちゃんと通院時間までに起きてくれるのか? どうかも分からない状態でした


そして貰ってきたばかりの1週間分のクエチアピンを1度に全部飲んでしまって 

副作用で唾液が多量に出て止まらなくなったり

フルニトラゼパムを1度に多量服薬して

救急車で搬送されたり

市販薬でODしてはフラフラ歩き回ったりして

家族は気が休まる時がありませんでした


そして いつもそれは 必ずと言っていいくらい

大事な用事がある時に起こります

どうしても外せない仕事が入っていたり

仕事関係の来客がある時などは

本当にドキドキで不安でした


来客予定の朝に 救急病院に一緒に行かなければならなくなった時とか

どういう理由でキャンセルすればいいのかを

予め考えておかないといけない状況でした


何も予定がなければ良いというわけじゃないけど 何故かいつも

この日は困ると言う時に やらかしてくれました


この頃 私は日々の不安と緊張で精神的にかなり参ってました


毎日 息子は朝方まで自傷行為をしたり

ODしてリビングを歩き回ったり 

感情のコントロールが出来なくて物に当たったりしました

この頃は 家のいろんな物が壊れました


こんな状態が毎日のように続くので 必然的に家族は安心して寝てられません

少しウトウトしても リビングでの大きな物音で すぐに目が覚めてしまいます


息子は朝方から夕方まで寝ていますが

私や夫には仕事や用事があるので 眠れなくても朝には起きなければなりません

不安と緊張に さらに睡眠不足が重なって

私は鬱のような状態になりました


いつも不安で ドキドキして

少し大きな物音がするとビクッとして 

得体の知れない恐怖感で 何かいつも怖くて

たまらなくなりました

いつも息子の行動が気になって そればかり考えてしまい

いつまでこんな生活が続くのか?

不安で不安でたまらなくて

ご飯も食べれなくなってしまいました


普通の一般的な病気なら 友人にも話を聞いて貰ったり相談出来るけど…

 精神病 依存症 OD 自傷行為… とかになると

なかなか人には相談することが出来ません


何か偏見を持たれるんじゃないか? とか

話しても理解して貰えないんじゃないかとか…


親族にさえ どう話したらいいのか?

話すことは出来ませんでした


誰にもこのしんどい状況や 苦しい胸のうちを

分かって貰うことが出来ない


そんな中で一番辛かったのは 仕事中には

普通に明るく楽しく振る舞わないとならなかったことです

本当は泣きたくなるくらい 辛いときでも

笑顔でなければならない事

辛かったです


それでも 何とか息子に立ち直って欲しいと思う気持ちは まだありました

それには体力が必要だし

ちゃんとご飯食べないとダメだと思い

頑張ってなんとか3食 食べていましたが

食べてるのに あっという間に 5kgくらい痩せてしまいました