他のがんや病気に罹った事がないので、あくまでも個人の経験(乳がん)を通した感想です。
乳がんになって、本当に選択肢、決めなきゃいけないことが多いなぁと痛感しています。
私はまだ術前なので今のところ手術に関しての選択肢ですが・・・
告知を受けてショックでいる状態の時、
たくさんの情報がどん!与えられ、
そして選択を迫られる。
手術医は?
病院はどこ?
遺伝子検査はするか?
部分摘出か全摘出?
全摘出は、一乳房か両乳房か?
再建するのか?
再建は自家再建それともインプラント?
乳首は残す?
インプラントの種類は?サイズは、形は?
ざっと上げただけでも、こんなにも選択肢、決定しなければいけないことがあります。
大事な決断、本当にパニックで、検索魔になっていました。
皆さんのブログを拝読させていただいたり、FBなどのSNSの乳がんコミュニティーにたくさん参加したり
日夜検索落ち込むの日々。
ドクターや、知人からも「ブログやSNSから少し離れて」
と言われるくらい調べまくっていました。
でも、確実に乳がんへの知識はつき、強くもなった気がします。
選択肢が多いこと、これは、幸か不幸か?
皆さんはどう思われます?
乳腺外科医のドクターCに
「決めなきゃいけないことが、多すぎる〜。」と愚痴ったことがあります。
先生は優しくこうおっしゃられました。
「乳がんは、女性からたくさんの事を奪います。でも、自分で決めるという力(権利)があなたには、残っているのです。自分の考えや、これからの人生を考えて、治療を選択できる力は奪われていないのです。だから、よく考えて、あなたの未来のためにいい決断してください。」
メンタルが凹んでいた時だったので、先生の言葉に、ズキューン
そうか、私、主導権まだ持っているんだね。
前向きに決断をしていくための大事なお言葉でした。
最後に、
「どの患者さんもみんな、すごく悩んで、決断するけど、自分の選択に納得し、自信を持って前を向いて生きていっていますよ。」
と言われました。
私もこれからの人生を明るく笑顔で生きていけるように、しっかりと納得した決断をしていこうと決心しました。