8(木) | 月と日の門外

8(木)

二十一夜(20)、晴れ。腕の痺れ徐々に確実となり、痛みも随伴。眠くだるい。126、84、787、939。


そうそうここ数日書き忘れていたことがあり、それを思い出したので記す。

私は政治や経済にはとんと暗いが、昨今話題の柳沢何某氏の発言に関する世間の喧騒は耳に届いている。

偶然、テレビで、その発言の録音を聞いたが、報道が言うほど、不適切には感じられなかった。

女を子の生産機呼ばわりしたと言うが、そうは受け取れない。

どちらかというと、女性しかなしえない出産という能力を存分に発揮すべしである、という論旨だったように感ずる。そこには出産というものは、男子である自分にはできない、特別なものだと認知し、また過不足ない敬意ももっている様子に思われた。

言葉尻や、単語のみを捕らえて、理解するしないは別とし、非難の対象とするのは、いかさまみっともない。

誰かの足を引っ張り、貶めることでしか自分の位置を高められないかのように見える。

更に、子供を2人以上設けるという考えは健全であるといった内容の発言にも、「機械」同様「健全」のみが取り上げられ、揚げ足とりに他ならない、「それでは1人しか生まないものは不健全か?、健全という発言を撤回せよ」という論争が昨日だかの国会にて行われていた。あきれて物が言えないとはこのことである。

「2人以上生もうと思う」ことが「健全」であることを取り消すとしよう。

すると、彼らの論法である、女≠機械(女は機械ではない)によるならば、

2人以上生もうと思うこと≠健全(2人以上生もうと思うことは健全でない∴不健全である)

ということになってしまうのだ。

ここで、「待った、その言葉だけではなく、前後の文脈が、」などと言ってはいけない。

そもそも前後の脈絡を無視し、「発言」を取り上げたのは報道なのだから。あくまで、近視眼的にやりあうのが眺めている此方も楽しませていただけるといったものですよ。


参考