熊本城 模型に想うこと.. | 構研社長..日々の雑感

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江東区で新築・リフォームを手がける工務店、構研の社長が、日々の雑感を楽しく綴ります。

 

江東区で新築・リフォームを手がける工務店『構研』社長の山本です。

 

今年8月のある日、㈱構造計画研究所様の広報担当の方から...

 

「熊本日日新聞社の方から、熊本城天守再建時に造られた模型の話を聴きたいので、山本順一郎さんに取り次いで欲しい...と、連絡があった。」

 

このような連絡をいただきました。

 

地元の熊本には、熊本城の再建に向け「熊本城調査研究センター」という公的な組織も立ち上げられ...

 

地震の後、現在模型は熊本市現代美術館に展示されています。

 

少し驚きましたが...

 

つい最近まで、模型の作者、そして造られた経緯がわからず

 

熊本城調査研究センターと熊本日日新聞社が...

 

ずっと調査を続けられていたそうです。

 

 

そんなご縁をいただき...

 

9月の某日、わざわざ熊本から取材にお出でいただきました。

 

 

私も本人(父 順一郎)からは、あまり詳しい話を聴いたことがなく...

 

取材に立ち会わせていただきました。

 

既存の鉄筋コンクリートで造られた大小天守閣が設計される際...

 

鉄筋コンクリートでの設計に先立って、担当者であった父が、当時残されていた外観写真を加工測定して縮尺1/20の木造による図面を作成していたこと。

 

そのことが縁で、後に詳細な縮尺1/10の木造模型を造ったこと。

 

その他、初めて耳にすることも多く...

 

改めて父を見直すとともに

 

...ほとんど会話のない親子関係であったことを少し寂しくも感じました。

 

 

後日、記事化された旨の連絡をいただきました。

 

 

 

ご縁をいただきました㈱構造計画研究所様には、厚く御礼申し上げます。

 

 

その後、㈱構造計画研究所様から...

 

一枚の写真をお送りいただきました。

 

倉庫に保管されていたものが見つかったそうです...

 

 

 

父、今は亡き祖父...懐かしく

 

...熱いものが込み上げてきます。