03/18(土)「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち | 行健除染ネットワーク[Koken Josen Net.]

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2011年、東京電力の原発事故直後から、子どもたちの被曝低減のため、除染と線量測定をはじめました。
※2019年09月にYahoo!ブログから引越してきました。

「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち

 

3.11東日本大震災と東京電力の原発事故のとき、

大人は子どものために存在すると強く認識しました。

宮城県石巻市の大川小学校のことは、報道で断片的に理解し、

判然としないことを確認するために現地にもお伺いしました。

 

それでもわからないことと、

保護者の方々があの日から、

行動してきたこと、

客観的に丹念にまとめられていました。

保護者と学校行政との裁判記録ではなく、子どものための保護者の記録です。

状況は同じではありませんが、

わたくしたち自身があの日から思い行動してきていること、

学校で保護者として関わってきたことも重なって、

大きく心を動かされるとともに、

人としてきちんと生きていきたいと思いました。

 

監督の寺田和弘さんは、

校門圧死事件の起きた学校に通っていました。

「もし僕らが声を上げていれば、彼女は死ななかった。黙っているのは加害者になることだ」

あのときに声をあげなかったことが、

ご自身が卒業4か月後に女子生徒が亡くなることにつながったと仰っています。

 

昨日の福島市での公開日に監督とお話しする機会を得、

淡々と話しながら、ぶれない強い信念から繰り出す言葉に強く共感の思いがしました。

今日明日、福島市での上映には、監督、当時の大川小学校の保護者、訴訟に携わった弁護士の方々のアフタートークショーもあります。

 

このように映画として制作される方がいらっしゃること、

そのような映画を見る場を提供される方がいらっしゃること、

映画を見るだけでなく、言葉を実際に交わすことができること、

このことも大切なことと思いました。

いろいろな考え方や感じ方があると思います。

ぜひ劇場に足をお運びください。

 

フォーラム福島    2023/3/17(金)~3/30(木)

※期間中全て日本語字幕付き版での上映       024-533-1717

○トーク・イベント情報○

3/17(金)13:00および18:00の回上映後 寺田和弘監督

3/18(土)

13:00の回上映後

紫桃隆洋さん・さよみさん(原告遺族・本作出演)、吉岡和弘弁護士(本作出演)、齋藤雅弘弁護士(本作出演)

18:00の回上映後 寺田和弘監督

3/19(日)

13:00の回上映後 廣瀬奏さん(本作主題歌歌手)、寺田和弘監督

18:00の回上映後 寺田和弘監督

▼フォーラム福島のwebサイト

https://www.forum-movie.net/fukushima/

 

フォーラム仙台    2023/3/17(金)〜3/23(木) 022-728-7866

○トーク・イベント情報○

3/17(金)上映後 只野英昭さん(原告遺族・本作出演)、吉岡和弘弁護士(本作出演)

3/18(土)上映後 廣瀬奏さん(本作主題歌歌手)、寺田和弘監督

3/19(日)上映後 紫桃隆洋さん(原告遺族・本作出演)、齋藤雅弘弁護士(本作出演)

▼フォーラム仙台のwebサイト

https://www.forum-movie.net/sendai

 

▼全国の劇場上映情報はコチラからご覧ください。

https://ikiru-okawafilm.com/

▼予告編

https://youtu.be/OT9rNcNNRYQ

▼チラシ(表面)

https://ikiru-okawafilm.com/img/chirashi_omote.jpg

▼チラシ(裏面)

https://ikiru-okawafilm.com/img/chirashi_ura.jpg

▼「『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち」webサイト

https://ikiru-okawafilm.com/