環境省除染情報プラザの主催する「ポジティブカフェin浜通り」に参加しました。
今年度のポジティブカフェは、8月にいわき市で開催され、その後に南相馬市でも開催、
そして今回は、浜通りの中間地点として、今年9月に避難指示解除になった楢葉町で開催されました。

会場の天神岬スポーツ公園には、東京電力の原発事故前には何度も来たことがありましたが、事故後では初めての訪問でした。

▼楢葉町の空間放射線量についてはコチラをご覧ください。
今回は、前回までに集約された次の課題の整理と対応を話し合いました。
・放射線の不安を口にしにくい雰囲気
・放射線の不安の意識の違いによる分断(地域内や家庭内)

私たちはこの課題を「情報の伝え方」の観点で考えました。

「はじめての福島学」などの著作のある開沼博さんも、話し合いに参加して、示唆に富んだお話しを伺いました。

私たちの考え方は次のとおりで、この内容を話しました。
解決といっても、論理的な事実の確認であって、
確定的な知見の結論がない以上、不安がなくなることはない、
そのため、道理にかなった範囲で寄り添うこと(対応すること)が、唯一の解決に近づく策であること、

一方で、次の見解が多かった印象を受けました。
情報と知識は違う、
情報の理解には知識が必要、
不安を弱者の美談ではなく、知識=論理=解決に導きたい。


次のポジティブカフェは、2月に福島市で公開で開催される予定です。
▼行健除染Net.
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(福島県郡山市 除染 放射線量測定 ボランティア)