ある団体の方から相談をいただきました。
富久山(ふくやま)町内の除染土仮置場ができないので、
除染で出た土砂の処分をどうしたらいいかとのことでした。
除染土仮置場は、昨年の秋の段階では、昨年末にはできると
郡山市の担当の方は説明していましたが、一向に完成しません。
相談を持ちかけた方は、
今回、側溝に流すしかないと市の担当の方から言われたとのことです。
しかし、写真のとおり、側溝はすでに土砂でふさがった状態です。

[行健(こうけん)小学校前の旧国道の側溝です。]
私たちも除染活動をした際に困っています。
そして、行健小学校の正門前は、最近では雨が降ると水が溢れるようになりました。
汚染した土砂にまみれた水が溢れて乾くことが繰り返されると、
放射性物質が濃縮しホットスポットになります。雨樋の下とおんなじです。
このままでは除染活動も立ち行かなくなります。
(福島県郡山市 除染 放射線量測定)