作詞・作曲 川田富士子 編曲 丹野信一郎

1.幾百年の 昔から 絶えることない 広き川
  母なる川と 歌われて 強く優しく 流れ行く
  ごらんよ 母さん 春は そこまで
  やってきました今年も
  まだ雪解け水の冷たい 最上川の春

2.朝日連峰 見渡せば 遠い昔を思い出す
  ワインの香りに 酔いしれて 語り明かした 青春よ
  生きて行くことは 難しいねと
  肩組み歌った 山の歌
  若者達の歌はこだまに 朝日山の夏

3.紅葉の葉に 照らされて 一つ一つほった文字
  さし出す父の 右手には わずかばかり血がにじむ
  ありがとう 父さん 僕達は今
  こんなに大きくなりました
  将棋のこまに 刻まれた日々 天童の秋

4.蔵王の雪に 何思う 変わらぬ白き大地よ
  樹氷の姿に 教えられ 二人で誓った 今日の日よ
  歩いて行こう 長い道だけど
  しあわせ作ろう いつまでも
  銀世界に 足をふみだす 蔵王山の冬