日本福祉大学馬酔木 作詞 85年度集団創作 作曲 西岡理英(ざぼん)

1.いつもの街に流れるうたは 行きかう人波を通りぬけ
  車の音にかき消されて アスファルトにとけていく
  住みなれた街なのに 人ごみの中に ひとりきり
  でも、倒れた子どもを抱き起こす その手のぬくもり 信じたい

  人と人とのくらしの中で 心を結ぶうたが生まれる
  明日への同じ人の願いを 今つなごう 僕らのうたごえで

2.あの夏の日 いくさの中で 焼け落ちる街を見つめても
  心偽り 声をそろえて 冷たいうたをうたった
  それが誰のせいだと うつむいてつぶやいているより
  ニ度とこの街の命 消さぬよう 今日と戦う勇気持とう
 

  人と人とのくらしの中で 心を結ぶうたが生まれる
  平和に生きる人の願いを 今つなごう 僕らのうたごえで

  <転調>
3.いつもの街でギターを弾いて 僕等のつくる心のうたで
  道行く人が ふりかえるよ 人の流れが変わっていく
  誰もが心を開き 自分のうたを うたうとき
  この街の未来が見えはじめる 輝く明日が 見えはじめる

  人と人とのくらしの中で 心を結ぶうたが生まれる
  人間らしく生きる願いを 今つなごう 僕らのうたごえで

  <アカペラ>
  人と人とのくらしの中で 心を結ぶうたが生まれる
  人間らしく生きる願いを 今つなごう 僕らのうたごえで

  ラララ ・・・・・・
  人間らしく生きる願いを 今つなごう 僕らのうたごえで