ブルームーンカルテットのライブアルバムが出るいきさつと心の準備 | 黄啓傑ランド

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トランぺッター黄啓傑(コウケイケツ)のブログ。

Trumpeter Keiketsu Ko's blog

2014年もはや折り返しを越して最後の心臓破りの坂あたりに差し掛かってきましたね。みなさまいかがおすごしでしょうか。

おかげさまで今年もブルームーンカルテットとしては濃厚かつ豊潤、そして笑いあふれるライブを全国の皆様と共有できたようにおもいます。
ありがとう、ありがとう。

いやいや、まだ1年をしめくくるのは早い、早すぎる。

私たちにはまだやらねばならないことがある。

そう、ライブ版の発表であります。

この8月に訪れた八戸のsaule blanche cafeという、小さなかわいいブラジル料理を出すお店での、マイクを使わない生演奏の模様。

店長のたくちゃんが「たまたまとってたんですけどすごく良い空気感なのでぜひ聴いてみてください」ということで送ってくれた音源を聴いて、なるほど、となっとく。

私個人的にはライブを録音してあとでチェックする、ということはあまりしないのですが、こうして聴いたその演奏と雰囲気は、とにかく楽しく笑いにあふれており、ときにハラハラしたりしつつ最終的にはなんだか幸せな、おばあさんの荷物を持ってあげて信号を横断する、みたいな、まるでなにかいいことをしたかのような充実した夜なのでした。

内容については、ほとんどその日の演目そのまま。ノーカットではありませんが完全無修正。ポロリ連発です。

今回あの曲のライブを入れることができたのは私のなかでトピックですね。

タイトルを言っただけで、なぜか笑われるという感度の鋭敏な八戸のミュージュクラバーと出逢えて嬉しかったです。だれも知らない曲のはずなのに、みんなが口ずさんでくれているように錯覚して、実は感極まっていたこれまた感度の敏感な私。感度を下げる薬をください。

ああ気になる、気になるねえ。

あのカバーも入ってるというから驚き。あれは現場でしか聴けないだろうな普通。という発想からの宇宙の旅。シャウトしてます。

ああ気になる、気になるねえ。

ウクレレとコルネット、ウッドベースにドラムという、オーセンティックなブルームーンカルテット。お店のスペースの都合から期せずして初心に帰ったこの日。

普通の、日常で話すくらいの音量でアンサンブルしたいのです。という結成時の考えをふたたび思い出し、やはりその指針はまちがってなかったと確信。

だからといってこじんまりとまとまっていない、いや、ぜんぜんまとめられない、まだまだ血気盛ん育ち盛りの私たちのありのままを、

お・た・の・し・み・に





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