不思議な思い出 | 両側変形性股関節症

両側変形性股関節症

2017/10/17両側変形性股関節症と診断

別れ」を読み返して、思い出した。

彼女が休職中のこと。

通勤の乗換え駅で脚に激痛が走った。
足を地面につけると痛みが走るので、普通に歩けない。

タクシー乗り場まで、やっとの思いで移動し、タクシーに乗った。

「女子医大までお願いします」

その駅から1番近い大きな病院へ行こうと思い、行ったことはなかったが、女子医大が思い浮かんだので、そう言った。

タクシーが走り出してすぐに、大きな建物の隣の信号で止まった。

「この建物は何ですか?」
「国立国際病院です」
「病院?  最寄りの病院へ行きたかったので、この病院の入り口へお願いします」

私は知らない病院だったが、「国立」だし、大きいし、何より近いので、ここで診てもらうことにした。

突然脚に激痛が走ったと言ったところ、車イスを持って来てくれた。それから、血液検査、レントゲン、CTなど、たくさんの検査をした。

途中、待ち時間がたくさんあったので、「今、国立国際という病院で検査中」というメールを彼女に送った。するとすぐに返事が来た。

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国立国際にいるの?  その病院の前に〇〇という薬局があるよ。私が、大学を卒業して就職したところ。10年位働いたよ。
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朝 9 時頃、病院へ行ったのだが、検査が終わったのは夕方 4 時頃。会社は休んだ。検査結果は、どこにも異常は認められないとのこと。帰りは、痛みも消えて、スタスタ歩いて帰った。

帰り、彼女が働いていたという薬局の写真を撮って送ったところ、「懐かしい〜❣️」と喜んでくれた。

以降、脚が痛むことはない。
あの痛みはいったい何だったのか、今もってわからない・・・