キミドリさんが保存療法の落とし穴
po-chan さんが温存について思うこと
という記事を書いて、保存療法か人工関節かについて、考えた人も多いのではないだろうか?
個人的な生き方に関わる問題だが、客観的、統計的なデータはないものかと思い、調べてみた。
すると、驚くことがいくつも見つかったので記しておこうと思う。
まず、関節症患者数が激増している。
高齢化が進んでいるから当然と思うかもしれないが、骨粗鬆症、リウマチが微増、椎間板障害が倍増ということを知ると、関節症5倍というのは「なんでぇ~」と驚く。
出所:https://www.m3.com/open/clinical/news/article/659395/
次に驚いたのは、膝と股関節の人工関節置換術件数がほぼ同じであること。
膝の方が圧倒的に多いと思い込んでいたので驚いた。
日本人工関節学会がまとめた 2017 年度(平成 29 年度)報告書によると、人工股関節 22,935件、人工膝関節 25,892件。
もう1つ、驚いたのは「全人工股関節で一部患者モニタリング開始」という記事
「モニタリングって何だろう? 薬の治験みたいなものかな??」と呑気に思ってしまったのだが、記事を読んでビックリ!
人工股関節という商品を入れる外箱に書いてある説明と、箱に入っていた商品が異なるので、商品を回収するという初歩ミスのお話し。
出荷した 24個は既に使われている、つまり手術して、患者に装着されているという。
患者はわかっているから経過観察すると言っている。それを「モニタリング」というようだ。
出所:http://www.info.pmda.go.jp/rgo/MainServlet?recallno=2-8742