正しいスクワットのやり方 | 両側変形性股関節症

両側変形性股関節症

2017/10/17両側変形性股関節症と診断

『最強の股関節セラピーで体はみるみる若返る』(銀座プラスの佐藤正裕さん著)に書かれた以下の運動を実行していたところ、足の付け根が痛くなった。

 

銀座プラスに行って、直接診てもらって(含レントゲン)、この動きもするよう指導してもらったのだが・・・

北里の PT さんには、この運動は禁止と言われていた。

 

 

 

鼠径部に痛みが出て、膝までピリピリするようになった。

なので、この運動はやめて、しばらくやっていなかったジグリングを再開した。

ジグリングは、少ない日は 30分くらい。多い日は 1 時間半くらい。

1 週間くらい続けていたら、だいぶ痛みがなくなった。

 

スクワット事体が悪いわけではなく、しゃがみ込む姿勢がいけないのではないかと思い、正しいスクワットのやり方を知りたくなって、以下の本を読んでみた。

 

 

著者はテレビによく出ている小林弘幸医師。順天堂大学医学部教授。専門は自律神経。

奥付(本の最後に著者、発行者、発行年月日等が書いてあるページのこと。私は、本を読む前に必ずここを見る。最初に見るところは発行年月日。健康情報は新しい方がいいので)

 

私が読んだ本の奥付には以下の記載があった。

----

2017 年10月25日 第 1 刷発行

2018 年 3月 10日 第 7 刷発行

----

 

約 1 年半前に出版されて、約半年の間に 7 回増刷されていることになる。

売れているんだな、と思う。

今は 2019 年 4 月なので、もっと版を重ねているのではないかと推測する。

あとは amazon のレビュー数と評価を参考までに確認。59 件 平均 4.1、評価はけっこう高い。

 

2016 年に、ご自身が急性咽頭蓋炎(きゅうせいいんとうがいえん)という病気になり、呼吸困難に陥ったことがあったとのこと。

その時に、自分の健康に気を使わないといけない、効率よく健康になる方法は何か?

どうもスクワットは全身運動になるので、よさそう。

しかし、調べてみると、正しいフォームが確立されていないことがわかった。

そこで、医学的知見から、健康効果を最大限に高め、安全に行える方法を検証したとのこと。

 

その方法が以下

「ひざは 90 度より深く曲げないように注意」とある。

 

出所:「死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい」P.48 ~ 52

 

このやり方のスクワットをやり始めて、今のところ痛みはない。

今月は順天堂受診予定なので金子先生に聞いてみよう。

あと、銀座プラスも 5月に予約をとったので、また聞いてみよう。

 

(追記)

「へぇ~~」と思った箇所を備忘のためメモ

 

★ 骨は、筋肉を使うほど刺激されて強くなります。中でも、太ももの筋肉は特に関係が密接で、太ももの筋肉量が多い人ほど骨の強度も高いことがわかっています。P.26

 

★ 2008年に発表されたベルギーのリエージュ大学病院の研究によると、60歳以上の人の毛細血管の数は、20代の人に比べて 40%も減少していることが明らかになりました。 毛細血管は全身の血管の 99%を占めており、酸素や栄養を届けられるのは毛細血管だけ。大きな血管を構成している細胞に栄養を供給するのも、毛細血管の役割です。P.30

(個人的には、この毛細血管の減少が軟骨をすり減らす原因ではないかと考えています。)

 

★ 自律神経は、人体の血管のすべて(つなげると地球約 2 周半分にも及びます)に沿って走っている神経で、内臓器官のすべて、特に血流をコントロールしている神経です。P.31

 

★ 体と心が最もよい状態で働くのが、交感神経も副交感神経も、ともに高いレベルで作用しているときです。交感神経と副交感神経は常にバランスをとりあっていますが、シーソーのようなバランスのとり方をしているわけではありません。交感神経が10のレベルで作用しているならば、副交感神経も10のレベルで働くことが理想的なのです。自律神経のバランスが高いレベルで整っていると、交感神経が血管を収縮させ、副交感神経が血管をゆるめるということが交互におきます。血管がリズミカルに脈打ち、血流がスムーズになるので、全身の細胞に酸素と栄養が行き渡り、調子がよくなります。P.35