腰に負担をかけない腹筋運動 | 両側変形性股関節症

両側変形性股関節症

2017/10/17両側変形性股関節症と診断

腹筋というと上体起こしを思い浮かべる人が多いと思う。

出所:https://twitter.com/nekoyacafe

 

しかし、上体おこしは腰痛を誘発するとして、米軍が体力測定から除外した。

また、日本バスケ協会も推奨できないとして、上体おこしはしないよう呼び掛けている。

 

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ひざを曲げた状態か、伸ばした状態かに関わらず、上体起こしで脊椎(せきつい)が圧迫される力は、米国立労働安全衛生研究所が定めた腰痛につながる基準値と同等だとする研究結果を発表した。何度も繰り返すことで、背骨の間の椎間板(ついかんばん)を痛めるという。

出所:https://www.asahi.com/articles/ASKDD0C4SKDCUTQP03H.html

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では、腹筋を鍛えるにはどうすればいいのだろうか?

NHK「あしたも晴れ!人生レシピ・選「正しい筋トレで健康な体に!」のおすすめ方法は以下の通り。

 

まずはゆがみチェック

腰がどれくらいマットから浮いているか?

おへそのあたりで、腰のカーブが終わっている状態が○

おへそより上まで浮いているのは、横隔膜が硬くなっているサイン

 

上の写真では上が○、下が×

 

硬くなった横隔膜を伸ばすストレッチを行う。

やり方は、寝た状態で腕を前へまらえ

息を吸いながら腕を頭の上へ上げる

3 回繰り返す。

 

仕上げは、胴体を伸ばすイメージで両足を数回、股関節から揺らす。

これがなかなか気持ちいい爆  笑

私の場合は、左足を左に倒せない(涙)

いつかできるようになるといいなおねがい

 

次は、膝裏がどれくらいマットから浮いているか?

上の写真の上が×、下が○

 

足を延ばすストレッチ

片方の膝を立てて、もう片方の膝を伸ばす。

伸ばした方のかかととつま先を上げる。

踵が浮くくらいに、太腿の筋肉に力を入れる。

力を抜く。5回繰り返す。

この 2 つのストレッチを朝晩繰り返す。

 

ここから腹筋運動のやり方

腸骨(上の写真の手が触れている所)が動かないように、膝を 90度に曲げ、片足 5 回ずつ足上げを行う。

 

次は、足を左右交互に 10 回上げ下げする。

 

次は、足をまっすぐ上に上げて、足首だけを上下する。

回数は言っていないけど 10 回くらいかな。

 

次は、背筋運動

腕を後ろに上げる。

腕を後ろに上げる前に息を吸い、上げる時に息を吐く。5 回

これは広背筋を鍛える運動になる。