1年ぶりの更新です。

アクアラライナーを用いたTHAを受けた母は、術後2年以上経過しましたが、この間まったく問題ありませんでした。問題があればこのブログも更新したのでしょうが、母も私も幸いなことにこの1年間、ほとんど股関節のことを忘れて生活していました。


それでもやはり、変股症患者であることに変わりはなく、今朝の『モーニングバード』の変股症特集を見て、怒り心頭に発し、久々の更新と相成りました。


THAの新しい手術法が開発されたという内容で、石原良純がリポートしていたのですが、医師から手術法の説明をされ、その内容が意外だったのか「イヒヒヒヒ」と笑いました

全国にTHAを受けた人、これから受ける人、大勢います。この人たちにとって自分の骨を削って人工股関節を埋め込むというのは、最初は恐怖ですし、なかなか受け入れられない現実です。でも、自分が歩くために一大決心をして手術に挑むわけです。

それを笑えるなんて、信じられません。彼にとっては変股症もTHAも他人事でしょうが、少しでも患者に対する思いやり、というより人としての常識があれば、笑えるはずがありません

さらに、バックミュージックも手術を茶化すようなコミカルな曲調でした。全体的に不謹慎な作りで、かなり不愉快でした

こんな特集ならしないほうがマシです。





母が、長寿命型人工股関節「アクアラライナー」をもちいた人工股関節置換術(THA)を受けてから、1年が経ちました。


手術を受けたこと、そして、体の中に人工股関節が入っていることを忘れてしまうほど、母はごく快適な生活を送っています。



1年前、手術の直前に、私たち家族は、新宿御苑につつじの花を見に行きました。

手術直前ということは、当然、母の股関節は最悪の状態で、正門で車椅子を借りました。

(骨切り術後2年目にあたる私が車椅子を押したのですが、疲れて、その後しばらく股関節が痛かったです)


今年もやはり、つつじを見に新宿御苑へ行ったのですが、もちろん車椅子なんて必要ありません。

しかも、THA後、母は障害者手帳を交付されたので、入園は無料。付き添い一人まで無料なので、父も無料になりました。


去年のほうが車椅子で、それこそ「付き添い」が必要だったのに。

歩けるようになっても、人工関節が入っているという一点において、「障害者」扱い。


一方、私はTHAよりも大手術である骨切り術を受け、いまだ不自由を感じているのに、障害者手帳はもらえません。(両脚に骨切り術を受けているので、障害者7級にあたります。手帳は6級から交付されます)


これって、かなり矛盾していますよね。

人工関節か否かにかかわらず、不自由度の高い人に手帳は交付されるべきではないでしょうか。

もちろんそれも知ったうえで、私は骨切り術を受けたわけですが。


あまり多くはありませんが、骨切り術でも、障害者手帳をもらえる病院はあります。

また、手術前から手帳を持っていると、手術費用が安くなります。


ですから、骨切り術を希望していながら、費用の面で躊躇されている方、あるいは術後の状態に不安のある方は、そういう病院を探し、率直に医師に相談してみるとよいでしょう。

1週間あけて、片目ずつ白内障の手術を終えた母。


高齢者には珍しくない簡単な手術ですし、時間も10分程度。

一応、手術当日は入院しましたが、日帰りも可能なほど体には負担なし。

股関節の手術と違って、リハビリもありません。


ということで、今回の白内障手術は、去年のTHA(人工股関節置換術)のときとは異なり、かなり「軽い気持ち」で受けることができました。


THAも、あとから考えるともっと気軽に受けてよかったような気がしますが、私の骨切り術の経験から、慎重になりました。

でも、どんな手術でも、一歩間違えたら後悔することになりますし、事前のリサーチは大切ですよね。


母は若い頃からド近眼で、かなりレンズの厚い眼鏡をかけ続けてきました。

それが白内障の手術後、必要なくなりました。

手元から遠くまで、人生で最もよく見えるようになったと喜んでいます。

保険でレーシックを受けたようなものです。


1年の間に、杖と眼鏡が要らなくなり、確実に20歳は若返った母です。


医学の進歩に感謝。

ご無沙汰いたしました。


母が白内障の手術を受けることになり、そちらに時間を割いていました。


気がつけば、母がアクアラライナーを用いたTHA(人工股関節置換術)を受けてから、9カ月が経ちました


もう「術後」という言葉が不適切なほど、ごくふつうの生活を送っています。


自転車にはかなり前から乗れるようになり、毎日、前カゴと後ろカゴに大家族の食材を山ほど買ってきます。あれだけの荷物を自転車まで運ぶのも、重たいだろうな~と感じます。

(ちなみに私は、股関節を意識して重い荷物を持たないようにしているせいか、たまに重いものを持つと、腕が筋肉痛になります汗


正座もしています。母が暮らす家は、すべてが和式なので、正座が適しているのですが、脚を崩すときに気をつけないと、脱臼の可能性があります。

とはいえ、今のところ脱臼は一度もなく、手術から日が経てば経つほど、脱臼しづらくなるということなので、今後も大丈夫な気はしています(油断は禁物ですが)。


私は術後、ベッドや椅子など、洋式の生活をしたほうがよいと考えていたのですが、母が頑固に、布団と正座の生活を続けると言ったので、術直後の病院でのリハビリの際には、作業療法士さんに、とくに和式の生活の指導をしていただきました。


病院での理学療法士さん、作業療法士さんの指導はとても貴重ですから、できるだけ要望を伝え、実践的な指導を受けたいものですね。

前回、アクアラライナーという新製品を選ぶことについての不安を書きました。


私自身、AAO(臼蓋内転骨切り術)という、一人の医師しか行っていない、比較的新しい骨切り術を受け(かなり慎重に調査し、選んだつもりでしたが)、結果、あまり納得がいっていないので、新しい医療についてはかなり懐疑的です。


ですから、アクアラライナーをお勧めするわけではないのですが、こちらのサイトにいらっしゃる方の中には、アクアラライナーを使用した人工股関節を使ってみたいという方もいらっしゃるかと思いますので、これを採用している病院の探し方をお伝えします。


まず、アクアラライナーについてのサイトをご覧ください。

http://aquala.jp/

このページの中の「『関節が痛い.com』病院検索ページ」をクリックしてください。

ここの注意書きにもあるとおり、一覧の病院がすべてアクアラライナーを採用しているわけではありませんが、一見してかなり確率が高いと感じました。

すでにこの一覧にある病院へ通われている方は、担当の医師に確認するとよいと思います。


それから、アクアラライナーの開発には、東大医学部の研究室が関わっていますので、東大医学部出身の医師がおられる整形外科ですと、アクアラライナーを採用している可能性が高いです


私の母は、アクアラライナーが開発される前から通っていた病院が、たまたま早い時期からこれを採用していました。執刀医は東大出身の医師でした。


東大病院でしたら確実でしょうが、私が通院していた頃でさえ手術は半年待ちでしたから、もっと待つことになるのではないでしょうか。


たった一つの人工股関節のパーツよりも、医師や理学療法士の技量のほうが重要であるということは、言うまでもありません。