ブログ568、569と同じK先生による作品です。

「阿久津八幡宮」は何度か訪れたところです。訪れるたびに整備され、充実してきて、観光客も増えているように思います。高畠町ホームページに次のようにあります。
「安久津八幡神社は、貞観2年(860年)、慈覚大師が豪族、安久津磐三郎の協力で阿弥陀堂を建てたのが始まりと言われ、後、平安後期に奥州平定のため、源義家が、戦勝を祈願して、鎌倉鶴岡八幡を勧請したと伝えているが、もとより定かではない。
 生い茂る樹木に囲まれ苔むす石畳参道の入口左手に、端麗な姿の三重塔、参道途中に舞楽殿、その奥に本殿がある。この三建造物は県の指定文化財となっている。」

 山々を背景に重々しく建つ三重の塔は美しく、舞楽殿、本殿などとともに歴史の重みを感じます。駐車場が整備され、桜並木や菜の花畑もきれいです。この季節に訪れることを楽しみにしている人がたくさんいるのでしょう。「阿久津八幡宮」の道路をはさんだ向かいには「道の駅たかはた」ができ、買い物客で賑わっています。
 
 地域の宝を生かしながら歴史の町づくりに励む高畠町の人々への応援歌として、丁寧に描いたK先生の思いが伝わります。