カエル塾心屋流リライトカウンセラー
カエル塾認定講師
岡本好美(よしみ)です。


片付けの第二段階は、
思い出品だった。
私は漫画を当時700冊以上持っていた。

東日本大震災で揺れた時、
漫画棚は扉がついているにもかかわらず、
雪崩れのように漫画が飛び出してきた。

小さい頃から、
空想が好きで、
自分の世界に入ることが好きで、
気分屋で、
自由人で、
自分の好きなようにしたくて、
それを、
わがままはいけない、
人に合わせなくちゃいけない、
迷惑をかけてはいけない、
自由にしすぎてはいけない、
と、よく親に怒られてきた。
そして、
家族の誰も私を理解してくれない!
と、拗ねて拗らせていた私には、
漫画は、
時に親であり、
時に兄弟であり、
時に親友であり、
時に師であり、
時に仲間であり、
私の人生に大きな影響を与えた。

中学生の時に親に怒られてプチ家出をしたことがあった。
その時は、
私が大好きだった『生徒諸君』の漫画を、
紙袋につめて家出した。
どこにも行くところがなくて、
社宅の団地の敷地内をウロウロしていたけど、
漫画を持って家出したことはよく覚えている。


家の中を泣きながら片付けて、
もう見た韓国ドラマ、
もう見ない韓国ドラマ、
ハマった海外ドラマ『24』、
これはもういいや、
と、思えるものはどんどん手放していった。

自分がいかにモノをため込んでいたのかを知り、
自分で自分にガッカリしつつ、
泣きながら断捨離した。


ここまできた時に、
漫画ももういいか、
と、思えた。

私の青春そのもの。
私の人生を支えてきた漫画。
生徒諸君、スケバン刑事、ガラスの仮面、闇のパープルアイ、MARS、め組の大吾、べしゃり暮らし、天は赤い河のほとり、あさきゆめみし、君に届け、花より団子、赤ちゃんと僕、いたずらなKISS、王家の紋章、ときめきトゥナイト、NANA、砂時計、花ざかりの君たちへ、山田太郎ものがたり、のだめカンタービレ、エースをねらえ、などなど。
書ききれないくらいの漫画たち。

これをIKEAの大きな袋5袋くらいになったかな、
夫と息子が、重い重いと言いながら、
book offへ。


漫画を手放す時には、
細かい字を読むのが辛くなっていた。(老眼)

思い出は心の中でいい。
そう思ったのだ。


そこから、
結婚した時に、
母からもらった段ボールも開けてみた。
(20年開けてなかった)
中には、
私のアルバムと、
幼稚園の時のノートなどがあった。
母からもらったアルバムには、
私がたくさん写っていた。
私の記憶にない私。
妹が生まれる前の私。
そこには、
母にたくさん抱っこされている私がいた。

私にはないと思っていた母との優しい関係、優しい時間。


実はたくさんあった。



私には怒られた記憶ばかりになっていたけど、
たくさん愛されていた。
ここでもたくさん泣いた、嬉しくて泣いた。

そこから、
学生時代のいらない写真を処分できた、
いらないモノもどんどん捨てられた。


結局、
私がモノをたくさんため込んでいたのは、
モノをたくさんため込むことで、
愛されていないと思っていた自分を埋めたかったのだ。
モノをたくさん持つことで、
さびしさを埋めて安心したかったのだ。
と、思い出品を片付けて、
そう思った。


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