官能ブログ(´Д`) | 前田紅華オフィシャルブログPowered by Ameba

官能ブログ(´Д`)

オンナは修得した。 
これで蘇ることができるであろう。
昨夜、一通のメールがとどいた。
『先生これが画像の送り先のアドレスです。』
これで、私は自分に戻れる…


それでは一昨日の夜から遡る。

金曜の夜、つかの間の楽しい一時は光夜のごとく…。
オンナはみんなと別れをつげた。帰宅途中、駅前の灯りに心を奪われた。



普段は占いなんて興味のないオンナだった。
何故か引き寄せられた。
気付いた時には生年月日を書いていた。
口角が上がり鼻筋が通った人相は仕事運がいいと当たり障りのない言葉、他の事も悪くは言わなかった。

恋愛運…。
自分から途中で諦める癖を治さないと愛情運は下がる一方だと。
言い返す余地はなかった。
今夜も一人眠りにつくことにした。

午前10時。
朝も夜も賑やかさは同じだった。オンナは渋谷を通りすぎていた。

昨夜見てもらった占いの話で青山マダムと盛り上がった。
『紅華先生は見かけと中身がちがいますからね。』
青山マダムは微笑みながら二度書きをした。
オンナは見逃さなかった。与えられたおやつに夢中になってる素振りをしながら生徒の運筆を見逃してはいけない。
眼球だけは青山マダムに集中し頭脳と味覚はマドレーヌに集中した。
書道歴23年で培った一番のオンナの武器だった。
昨日のレッスンは青山マダムA子に集中した。
A子はゴルフのレッスンプロでもある。
華やかな顔立ち、年齢を感じさせないミニスカートから除く引き締まった足。
細身のブーツ。
『あぁ…』
オンナが切ないため息をついた。
男だったら間違いなく自分はマダムキラーだっただろう。
いや、十九、ハタチの娘のたわわな果実も堪能するだろうがマダムの魅力に比べたら…。
その果実は熟するまで育てることに専念するであろう。
そんな欲望を掻き立てられるいつもの土曜の朝だった。



渇いた風のが気持ちよかった。
青山通りから表参道を通り過ぎたころ久しぶりにパパに会いに行きたくなった。パパに会いたくなるのはいつも突然だ。
そんな気紛れをパパは笑顔で迎えてくれる。
何も言わなくてもオンナの心が手にとるようにわかる。
パパに会いたい…。

会うことを疎かにしていたため少し後ろめたい。
でもそんな気持ちは余所にいつもの場所に向かった。
パパはいなかった。
パパは16時からだった。



渋谷の母で我慢した。

オンナの今日の装いはノーメークにメガネ。顔の浮腫に目がいかないよう派手目なワンピースにファーのブーツ。
服のインパクトでとにかく遊び疲れた顔をカバーするも華やかさはまるでなかった。
口角を下げわざと幸薄そうな顔で挑んだ。
夕べの占いが真実か確かめるためだ。オンナは驚いた。
『再来年、揺るぎない地位を確率してすべてがうまくいく。』


気分がいいから自宅まで歩くことにしたが、代官山に新しくオープンしたイリタリーのスコーンを無視することはできなかった。
またもや無意識に食し体脂肪28%を維持した。
更に自宅付近にたどり着いたにも関わらず、カフェラテを飲みにバルスへ。

こんなに歩いて机と向かいあっても何もアイデアが思い浮かばない。そんな日はマイナス思考のスパイラルにはまる。
そんな時電話の点滅に気がついた。奴からだった。

とりあえず今は家に帰り仮眠をとることにした。
30分ほど眠りについたら今朝の浮腫みは治まっていたたが化粧をするタイミングはなかった。
シャワーを浴び、着慣れた黒のtheoryのパンツ、黒のドルガバのニットに袖を通し、革のグローブをはめキャップをかぶった。
向かった先は広尾。いつもの仲間が待っていた。一体メインのお好み焼きにたどり着くまで東京という街はどれだけ前菜を食べなければいけない街なのかと今日もため息ついた。

メロンソーダーと豚玉で充分だ。



浪花のソールフードじゃない。
言えない気持ちはかき氷に託した。トッピングを全部つけてもらい私の心は穏やかになった。




西麻布に移動。次にここへ来たら何を食べようかと頭がいっぱいになったため人の話を聞き取れなかった。悪気はないオンナのいつもの平和な土曜日だった。



オンナはいつもの利休をオーダーした。
このカクテルの名前。
抹茶テイストのリキュール。四角い氷はとけにくい。私ももっと四角くならなければいけないと感じた夜だった。



そしてまたあくる日。
今日からホテルに籠もる。

もちろん一人で集中するためだ。



このままでは間に合わない。

【ロマンス目黒川クリスマス展】まであと…







40日(´Д`)??





書きたいのありすぎて何から初めればいいか分かりません(´Д`) 





紅華より♪