6月8日 手術日


病室のベッドから見える景色


午前と午後の2回手術があるようで、私は午前 


8:00に回診

先生が来て、手術前の確認。

大学病院ですし、回診にサインしたので、

毎朝、白い巨塔のように複数人の先生や医学部生さんがいらっしゃいます。


朝9時から手術に合わせて起床、歯磨き、顔洗い

ドレーンが取れるまで二日くらいシャワーが浴びれないので、

手術日朝にもシャワーを浴びました。


術後は動けないので、排便は術前に済ませることをおすすめします。


手術に合わせて、8時半過ぎに弾性ストッキングを履いて待つと、看護師さんがお迎えにきてくれます。


用意したタオルなどを持って、一緒に歩いて4階の手術室へ

手術室フロアは、手術室がいくつもあり、

綺麗な手術室にハイテクな医療機器があり、

ドラマ救命病棟24時みたいで興味津々。

緊張はなかったです。

むしろ早く癌を取りたかったので、

やっと手術で癌が身体から取れるという期待感。


名前、生年月日、手術内容を確認し手術台に横になりました。


麻酔医 「麻酔が入る時、少しピリピリしますよ」

はい、あっピリピリする。。


意識なし

手術時間は2時間程


目が覚めた時には、ストレッチャーで運ばれている、、

病室着いた、、と所々目が覚めたました。

病室で目が覚めた時、

「あ、気持ち悪い」という

痰がからまった声が、最初の発声。

手術で声に影響しないかが心配だったので一安心。


看護師さんが処置してくれたのか、気持ち悪さはなくなりました。


術後15:00くらいまでは、酸素マスクをし、首を動かさず、麻酔で寝ていたようです。


病院の枕が高かったので、

看護師さんにお願いして、持参した低いクッションに交換して頂きました。

首が自分の力では動かせないように重く感じ、

髪の毛をうまく流すのに一苦労。


以後は、テレビを観ながら、身体も怠いので

寝たり起きたりの繰り返し。

動画で映画等、ストーリーを考える程の余裕はなく

テレビを夕方からずっとつけっぱなしで

ボーっと観ている感じでした。

LINEは、読めますし、簡単な返事もしましたが

いつものように打ち込む余力はありませんでした。

(例えるなら、私の場合、コロナワクチンを打った後の気怠さのようでした。)


術後は痰がかなり出て、飲み込まずに、

ティッシュで出していたので、

肌触りのよいティッシュとリップクリームがあると良いです。 (入院中、一箱使い切りました。)


夕方、担当・執刀医の長岡先生が病室に来てくれました。

予定通り、内視鏡手術で、左葉節、リンパ節5つしっかりとれ、声にも影響ないとの事。


安心しました。


ベッドは、30°くらいまでは、起こして良いとの事。


18:00-

手術室から帰室6時間後に少量の水を飲んでみて、

むせ込みがなければ飲水が可能。

むせて、傷口に影響したら嫌だったので、一口目は慎重に飲みました。

首が上がらないので、折れるストロー、ペットボトルキャップを持参すると良いかと思います。


術後、麻酔で寝たり起きたりの繰り返しだったので

普段と比べると、かなり寝過ぎ。寝過ぎで頭痛。

ヘッドマッサージアイテムを持参すれば良かったです。

私はペンで頭皮をマッサージしていました。


23時以後があまり寝付けず、朝まで長く感じます。

テレビは消して、

オーディオブック、事前にダウンロードした中から

7時間、ちょうど朝6時までかかる本を選んで再生。

Airpods をする気力もなく、

個室なのでそのまま聞きながら、寝て起きての繰り返し。

弾性ストッキングもきついと思いながらも朝まで我慢。

点滴がなくなる度に、看護師さんに知らせるアラームが鳴るので、その度に、必ず目が覚めます。


ベッドが可動式でしたが、

左側は麻酔、左葉手術で動かせず、

右側に寝返りは打てましたが、尿に管もあるので、あまり動けず、

更に首を意識してあまり動けないので、腰がとにかく痛かったです。。


看護師さんが、最初の4時間は1時間に一回、

その後も点滴の交換のタイミングで来てくれます。

つくづく医療関係者、医師や看護士さんの仕事は大変、

私には絶対に出来ない、、、

だから、自分の仕事を頑張ろ、、とか夜中思いながら、

ベッドで安静にしていました。

医療関係者、全ての方に本当に感謝です。


トイレには行けず、

尿は管を入れたまま、加えてT字帯をしています。

弾性ストッキングもきつく、、

朝、6時に管と点滴、ストッキングが取れるのが

凄く待ち遠しく、あと何時間とずっと考えていました。


手術日は絶食

点滴をしていますが、お腹は空きました。。


手術日は、それなりに辛抱が必要な、長い1日でした。