こんにちは。
感情系発達障害コーチの虎城(こじょう)さくら、さっきです。
さっきってどんな人?→こちらを見てね。
うちの凸凹くんは14歳。
ADHDと気分障害の診断を5歳で受ける。
現在、カナダの高校留学中。
幼稚園と小学校で、2度の退学を余儀なくされた息子。
特に小学校時代は多動の傾向が強く、
学校という枠組みや環境に馴染むのが本当に難しかったよね。
お友達ともたくさん揉めたし、
関わり方も不器用で、
親としても悩みや葛藤が尽きない日々だった。
そんな彼が少しずつ自分の好きなこと(スポーツ)と
現実的な可能性をすり合わせ、
「自分の将来」を本気で考え始めたのは、
実はつい最近のこと。
今回、国を跨いで寮生活(留学)を
スタートさせる決断をしたのは、
紛れもなく息子本人だ。
けれど、親である私たちも細心の注意を払いながら、
決して本人の気持ちを追い越さないように環境を整え、
導いてきたのも確か。
なぜ、そこまでして「手元から離す」という決断に至ったのか。
そこには大きな理由が2つあった。
1つ目は、「親側の限界」。
これは特に夫の方が強く感じていたことかもしれない。
パパっ子だった息子は、
全力で遊ぶ相手もパパなら、
激しく衝突する相手もパパだった。
こだわりが強かった幼少期は、
遊びを切り上げるだけで毎回大バトル。
お互いに気が強く、
どちらも一歩も引かない。
家庭の中はいつもエネルギーが
ぶつかり合う嵐のようだった。
本来、家庭はみんなが羽を休める
安全基地であるはず。
だけど、エネルギー値も自己主張も
人並み外れて強い息子と、
それに本気で向き合う私たち家族は、
終わりの見えないバトルの連続に
心身ともに疲れ果てていたんだよね。
2つ目は、「手のかかる息子の成長のため」。
ADHDの特性があり、
我慢が苦手でこだわりも強い息子は、
本当に手がかかる子だった。
日々の生活を何とか回すため、
そして「家族」という甘えがあるからこそ、
親の側が折れてしまったり、
失敗を未然に防ぐために
先回りして手を出してしまう場面がたくさんあった。
生活のためにやむを得なかったとはいえ、
親としての甘さがあったことも否定はできない。
だからこそ強く感じていた。
「手のかかる子だからこそ、
あえて親の手がかからない
環境に置く必要がある」と。
親がそばにいれば、
どうしても情が湧いて手を貸してしまう。
同年代の仲間と揉まれながら暮らし、
親ではない「少し距離感のある大人たち」が見守り、
指導してくれる寮生活。
それこそが、息子の自立と成長にとって、
もはや必要不可欠なステップだと確信していた。
留学の選考の際、
学校側から強く念を押された言葉がある。
「うちは、親御さんが入れたいと思っている生徒は取りません。
生徒自身が『ここで学びたい』と
本気で望んでいる子しか入れないからです」
本人の強い意志がなければ、
困難を乗り越えられないことを学校側も
よく知っているんだよね。
私たち親も喉から手が出るほど
望んだ環境だったけれど、
本人のやる気の火を消さないよう、
親のエゴを押し付けないよう、
今でも神経を使っている。
でも、息子を送り届けた今、
「この選択は決して間違いじゃなかった」
と心から思っている。
もちろん、まだ始まったばかり。
この先どんな壁にぶつかるかは分からない。
それでも、入寮してわずか2日目にして、
彼からはさっそくSOSが届いている。
「ベッドメイキングってどの順番でやるの?」
「選択教科が登録されていないんだけど、どうしよう〜」
それに対して今の私たちができるのは、
簡単な手順を伝えることと、
「先生たちに聞いてごらん」と
背中を押してあげることだけ。
困るのも本人。
自分で動いて解決するのも本人。
親が先回りして奪ってきた
「失敗して学ぶチャンス」を、
彼は今、自分の手で一つひとつ
掴み取っている最中なんだよね。
きっと数ヶ月後の休暇で帰国する頃には、
ひと回りもふた回りもたくましくなった姿
を見せてくれるはず。
頑張れ、息子!君なら絶対に大丈夫。
今回、我が家では「留学」という大きな決断に踏み切った。
けれど、親が手を離す環境は、
なにも留学のような大きなものに限られているわけではないよ。
一人で近場の旅に出してみる。
親戚の家に数日お泊まりさせてもらう。
長期休みの短期キャンプや宿泊プログラムに参加してみる。
大掛かりな設定がなくても、
親の目が届かないところで、子
どもが自分の力で一歩を踏み出し、
大きく成長するチャンスは日常の中にもたくさんある。
「うちの子にはまだ無理かも……」と思ったら、
まずは小さな一歩から、
あえて手を離す経験を作ってみてあげてね🍀
(追記)
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ご相談者の声
さっきさんとお話ししてからは、いろんなことが肯定的に見えるようになりました。
ありがとうございました。
一人で悩んで行き詰まって、同じところでぐるぐるしていた考えを
別の視点からいっしょに見てくださって、
新しい、感情的ではない考え方ができました。
とても寄り添ってもらっています。最初の相談から波及して、そうなった原因や、どの様に、対処していけばよいのかなど的確にアドバイスを、いただきました。心を許して、さっきさんなら自分を飾ることなく気持ちが吐露出来るような問いかけも、いただき、自分を責める気持ちが少し和らぎました。
ありがとうございました。





