幼い命が無責任な親によって命を無くする、本当に腹が立つ事であるが、
この原因は親の怠慢と無責任では有るが、
根本は世の中のシステムのいい加減さがであり、その犠牲となるのは何時も幼い命である。
今の大人は余りにも自己主義過ぎ殺伐とした世の中になっている。
世の中が悪いとか言う人ほど自己主義で我が儘である、
組織とかグループの行動が出来ない欠陥人間が多くなりすぎている、
悪いのは他人で自分は悪くない等と考える幼い欠陥の大人が多すぎる。
子供は未完成な物であり、大人がその部分を躾又教え成長を差せていく物であるがその大人が幼すぎる、
我が儘で物事を進めれば秩序が乱れ、
何れは自分に跳ね返ってくるのだが未熟な為その時には対応が出来なくなり、
孤立したり疎外され解決のすべが分からず、弱いもに当たり解決をしようとする、
全くもって情けない事である。
体罰やセクハラなどの対人間問題が良い例である、
好きな人や尊敬する人の行為だと良くて、自分が嫌いな人の行為は許せない、
魔女狩りの行為である、
行き過ぎた場合は注意をしていくのも大事では無いか、
目の前で異常な体罰行為を見てビデオに撮るより、
何故その場で抗議をしないのかが分からない同じ罪ですよ、犯罪者を作るのかそれを予防するのかが問題である、
今の情勢は行政も司法もそして人民も予防が出来る能力が無い欠陥である、
誰かを悪者にすれば良いとしか考えていない、
何時自分に来るかもしれない怖い状況である。
私ごとだが、我が家でもこの様な事があった。
私がアルバイトから帰ると、何時も表で見る汚れた顔で大人に何かをせびっていた女の子が妹と仲良く遊んでいるのである、
この子に家は貧しく兄弟も多く気の毒とは思っていたが、中学生の私はどうにも出来なかった。
兄が帰宅すると隣の軒先でびしょ濡れで震えているこの子を見つけ、抱き上げそのまま家に連れて帰り、
兄が銭湯に連れて行き、妹のお古を着せて食事をさせお貸しを与えたが、
何処の子か分からないので、翌日警察に届けるつもりだったらしいが、
私が帰ってその子の家が分かったので、
私が知らせに行き親が迎えに来たのでその世は帰らせ、「何時でも遊びにおいでよ」と別れた。
翌日その子は確りと遊びに来ていた、
母親がおかしく思い確認に走り回ったところ、
この子の親は大勢いる子供のうちこの子だけを面倒見ないのである。
母親が走り回り里子として預かる事になり、
兄が文字や礼儀などを教えていたのだが、
母親が児童相談所に相談したところ、
既に小学校3年生であったが、親が学校に行かせていなかったので字も書けなかった、
学校に入れ母親がつききりで躾けていった。
兄弟もみんなでそれぞれ負担をして育てた、
しかし、その時に良かった事がある、
近所の人々が決してこの子に偏見をせずにそして里子だとも言わず接してくれた事である、
又向かいの方が妹と同じようにお花を習わせてとその費用を出してくれた、
その子は習い事から帰るとそのお宅に花を生けに言っていた、
この様に近所の方々が理解と協力が有り、
すくすくと成長して笑顔の可愛い子であったのでみんなに可愛がられ、
就職もして主任にまでなり、その上20歳を過ぎた時に妹婿に仲人になって貰い、
私の一番下の妹となりました、
その後結婚もし今でも幸せに暮らしている。
大人たちが優しい心を持って子供を育てれば、日本の未来も明るいしよい国になれるでしょう、
労る心、尊敬する心、そして偏見を持たない教育をして欲しいと思う、
今の偏見の世の中を早く脱してよりよい世の中を作って欲しい、
それが出来るのは今の大人で有り今の子供が継いでいければ可能です。