家出人(姑)が帰ってきました。
あんな手紙 を残した次の日に。
家出時間半日。
よく帰ってこれるなー。と
呆れたワタクシ。
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土曜日の昼下がり。
ダンナも息子もでかけ一人でまったり過ごす午後。
何も変わらない日々。
ただ一つ。
姑が家出している以外は。
そんなまったりした時間、
見知らぬ携帯番号から家に電話がかかってきた。
受話器をとると、それは
悲劇のヒロインよろしく
ぐったり弱った感をかもしだした声の姑!
「もしもし・・・・・・・」
その演出に イラッ! と来たワタクシ。
思わず
「どちら様ですか?」
って言ってやった!
「・・・・・・もしもし・・・・今 どこにいるの?」
って おばはん 家にかけてきていますやん。
イライラ!と来たワタクシ。
「家に掛けてきてるんだから 家よ。」
「・・あら・・・そう・・・・あのね、田舎の家の鍵を閉めた記憶がないのよ。
田舎の家まで連れて行ってくれない?」
「は?家に帰ってるの?」
と、言うわけで、ワタクシ、イライラ度満載で姑を乗せて
田舎の家へ。
もう明らかに姑を前にしても怒りが隠せません。
車にのって田舎の家に向かう嫁姑。
すると姑。謝り始めた。
「・・・・・・ごめんね。」
嫁 無視。
「・・・・・・ごめんね。」
数秒 嫁 無視。
「お義母さん、 あの手紙は良くないわ。あれは二度と家に戻らない覚悟がある時に書く手紙だわ。 あんな手紙書いたところで、結局は戻ってくるんでしょ?」
「いや、私は二度と戻らないつもりだった!。」
「でも、結局は出て行くにも荷物取りに来るんでしょ!!弟さんの所に泊まるんなら行くであんな手紙置いていかずにそう伝えていけばいいじゃん!」
「いや!あれは弟がそうしろと言ったからよ。」
「もう、誰も私のことなんてわかってくれないんだわ。つくづく私は苦労するために生まれてきたんだわ。」
「あ。そう。」
あぁ。もういい嫁は演じ切れない~。
嫁、下剋上の始まり。