ワンピース考察(2023年10月26日)

集英社発行『ONEPIECE』(著)尾田栄一郎 様 引用



【サターン聖は土蜘蛛では無い?】

昆虫と蜘蛛の分類から考える土蜘蛛

サターン聖は
考察の中で『土蜘蛛(牛鬼)』と言われています。

『昆虫』
蜘蛛は昆虫では無い。

昆虫は3対6本の足がはえていますが、
クモやダニ、サソリは4対8本の足がはえています。

昆虫は体が頭・胸・腹の
3つに分かれていますが、
クモの体は頭と胸が1つになった
頭胸部と腹部の2つに分かれています。

腹部の先から糸を出すという点も昆虫とは
大きく異なる特徴です。






『土蜘蛛』
基本3対6本の足が生えてる文献が多い。

しかし、
昆虫は4対8本の足なので蜘蛛では無い?




6本である。



6本である。

『古事記』『日本書紀』『常陸国風土記』などに
大和朝廷に敵対する土着民を土蜘蛛と呼んでいた
記述が残る。
しかし、一般に知られる土蜘蛛は、頼光説話の中に
取り込まれたものである。
『平家物語』剣之巻にのる蜘蛛切の名刀の由来話を
もとに、能『土蜘蛛』、さらには江戸時代に入って、
通俗歴史読本の『前太平記』により、
知られるようになった。

『日本書紀』は、720年であり
その時代には蜘蛛が昆虫と分類が出来てはいない。

従って

8本の『土蜘蛛』の描写もある。





8本である。


また、よく見ると
クモが体は頭と胸が1つになった
頭胸部と腹部の2つに分かれているのですが

土蜘蛛は
頭部と胸部腹部の2つに分かれている。


昆虫と蜘蛛との分類で考えてはいけない。

あくまでも妖怪である。


『土蜘蛛』自体が昆虫or蜘蛛との分類範疇にない。


以上

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追記
こんなものもある。