ワンピース考察(2023年10月19日)

集英社発行『ONEPIECE』(著)尾田栄一郎 様 引用


【魔物:スライム】

ワンピース作中での魔物(怪物)

ワンピース作中で不思議な生物は沢山出てきます。

悪魔の実を食べたことによる不思議な者達
幻獣種等も魔物と言ってもいいかもしれない。

しかし、悪魔の実を食べる前の魔物
魔物と呼べそうな物はスライム位しか思いつかない。

パンクハザード編のスマイリーである。


『スライム』
ファンタジー作品などにおける主にゼリー状
粘液上の怪物(魔物)である。

1974年のゲーム(ダンジョンズ&ドラゴンズ)
ゲームにおけるスライムは単細胞ないし群体生物
のため殺しにくく触れるものを同化したり
酸性の体液で武器や防具を腐食させたり
巨大に成長して始末に困るなどの特徴を持つ生物
殴っただけでは打撃を与えられない。
退治するには炎(or冷気や電気など攻撃)を
用いないと難しい。
以降のゲームに踏襲されていることも多い。

ところが、80年代に入るとゲーム初期に登場する
非常に弱い魔物として現れることになる。

1986年(ドラゴンクエスト)
コミカルに描かれる。

尾田栄一郎先生は、1975年生まれですから
ゲームからもインスピレーションを得ている。

スマイリーは初期の設定に近い。


『スマイリー』
動物系悪魔の実の1つ
サラサラの実(モデル:アホロートル)
を食べたスライムで成分は殺人ガス(硫化水素)
である。
アホロートルは、ウーパールーパーのこと
硫化水素:
極めて強い「毒性」があり、「可燃性」で
環境によっては爆発、強い「腐食性」を持つ。

正に恐ろしい生物である。
因みにスライムにも自我があるものもあり
分裂しても同一のものだと言われている。


『存在』
スマイリー登場時にブルックが言った言葉
「わたし、何かで見た事があります」
知っていた事になる。
文献、小説、マンガ、新聞
何かは分からないが、見たことがあるらしい。

シーザーは、開発したのだが、
ガスの作成者で科学技術により凝縮して
スライムにしている。
それにサラサラの実を食べさせたのである。
シーザーもまたスライムの存在を知っていた。

ブルックは、西の海ウエストブルー出身
シーザーは、新世界出身
ブルックが見たのが新世界以前だとすると
世界中で認識されていてもおかしくはない。

もしかしたら
スライムは実在しているのか?
架空でも誰かのベストセラー作品でもあったのか?
興味深い。


『魔法陣』
最近になって
ワンピース内に魔法陣が描かれた。
そこからサターン聖が現れたのである。
尾田栄一郎先生は、以前
ワンピースの世界にも悪魔とか存在するかも知れない
でも、作中には描かないだろうとも言っている。

魔法陣に関しても悪魔の実で説明出来る。
何かの可能性が高い。


結論(私見):
スライムは、ワンピース作中では
架空の魔物であり誰かの想像物であろう。


以上
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