ワンピース考察(2023年10月12日)

集英社発行『ONEPIECE』(著)尾田栄一郎 様 引用



【風来バースト】

『風来バースト:クー・ド・バースト』

船尾に搭載されている巨大な砲門。
コーラを燃料とした緊急加速装置。
大量の空気を噴出し、その反動を利用して前進する。
海上で使用した場合は空中に飛び出し約1km飛べる。
宝樹アダムの強度が船体を耐えさせている。
発射準備には時間を必要とする。
燃料となるコーラ樽三つを専用装置に搭載する。


『樽の大きさ』
ウイスキー樽
450㍑:H110xL90 とします。
フランキー:身長240cmから推定。


『炭酸水素イオン』
今回は、電離分解の機能(電気のない世界)
元にした技術は使用していないものとする。
(燃料電池)

純粋に二酸化炭素の膨張を元に考えて見ます。


『二酸化炭素』

二酸化炭素(CO2)の分子量は

44(炭素Cの原子量12+酸素Oの原子量16x2)

ですので二酸化炭素は44gが、1molで44gの体積は

2.24x10^-2m^3です。

即ち、5.1x10^2m^3となります。



『コーラ』

コーラ1リットルあたりの二酸化炭素(CO2)

は、346g(コカコーラメイカーより)

参考
また、5.0GVの内容量は、490mlなので、
含まれる炭酸ガスは、最大で2.45Lもなります。


『二酸化炭素の体積算出』
コーラ1本は、
346g/44g=7.864mol
22.4Lx7.864mol=176.2L
樽三つは、
3x450Lx346g/44g=10616mol
22.4Lx10616mol≒238kL

238kLの気体が噴射される。
噴出口の1m^3で圧縮出来ていたとすれば

ガス密度から
238kL/m^3÷1.997kg/m^3≒120倍
空気密度から
238kL/m^3÷1.2kg/m^3≒198倍

大気圧力比率から
炭酸ガスの
臨界圧力:7.39Mpa(液体でいられる温度とする)
大気圧:0.1013Mpa
約73倍

結果:
理想上で空気の密度差は、
14454倍となりました。
樽で圧縮出来ないとは思いますが、
出来たとすれば威力は強いですね。

今回は、ここまで

結論:
サウザンド・サニー号を飛ばせるか?
までの確認迄至ってません。
考えて行きます。


以上

追記
炭酸ガスをジェットエンジンのように噴射する
カートをが存在します。
真っ白な炭酸ガス(二酸化炭素)を豪快に
吹き出しながら走る姿はかなりのド迫力!
性能は、0-200m 8.75秒、トップスピードは133.66km/h も出るそうです。

✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂

4.4gの二酸化炭素

炭酸ガスの物性値
分資量:44.01
ガス密度:1.977(kg/m^3)
ガス比重:1.54
沸点:-78.5℃
臨界温度:31.1℃
臨界圧力:7.39Mpa
許容濃度:5000ppm