過熱する石川遼フィーバーが周囲の選手を悩ませているという。1つはファンのマナー無視の行動。もうひとつは、情けないことにメディアの無謀な取材方法。これらが、他の選手のプレーに悪い影響を与えているのである。先日も、石川遼の取材に焦るあまりにゴルフカートを暴走させ、ファンを怪我させたTBSの取材クルーの問題があった。ファンのルール無視の行動にはファンあってのプロであるのでなかなか難しい面がある。運営者の運営力が問われるであろう。ファンの行動よりも問題なのは懲りていないマスメディアの取材方法である。つい先週、終了した国内男子ツアー「ダイヤモンドカップ」でも、石川遼目当ての一部ファンのマナー違反があり、石川遼に密着するテレビ局のカメラクルーが他選手がグリーン上でパッティングをしている時に「ガシャ!!」と音を立てて機材を動かしたりしていたという。
当然、選手側からクレームが出されている。問題は、それらの行為が少しも直らないことである。運営者側やプロ協会側にファンは大切であるので強くいえない、メディアはスポンサーであり、放送をしてくれているので強くいえないという姿勢があるから、同じことがいつも起きるのではないだろうか。もし、そうであるなら、その姿勢は自らに跳ね返ってくるであろう。ゴルフは個人プレー競技ではあるが、高いレベルのプレーが有ってこそ人気は高まり、長続きする。石川遼だけがプレーしいていれば他の選手は、関係ないというものでない。それができない運営側、テレビ側は貴重なコンテンツを自らが潰しているようなものである。




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