渓虎を走らせ先日も寄ったコンビニへ寄りコーヒーを飲みながら、この記事を書いている。
一区切りついたので仕事へ向かう。
農道をそのまま走っていこうと考えていた。
が、何とはなしに途中で右折して春日街道を走る。
急な坂道を下ったり、登ったりして火葬場の横の交差点で信号待ち。
前の車がゆるゆると下がるので、慌ててダッシュボードのiPadのカメラを録画にした。
信号変わったので右折し何となく火葬場の前を通る。
『んっ?』
おそらくこの間現場に来たと思われるパトカーが停まっているのが見えた。
頭の色んな事が繋がって、脇道で方向転換して火葬場へ行ってみようと思った。
丁度、ご遺族を乗せてきたであろうマイクロバスが出て行くところだ。
火葬場への登り坂を渓虎で登っていくと、玄関ホールで係の人が怪訝そうな顔でこちらをみていた。
それはそうだろう。
グレーに塗装された小汚い渓虎…軽トラにサングラスを掛けたおっさんが、ここに何の用事があるのか?普通に考えればそうなるだろう。
ご親族と思われる方も車から降りてくるところだった。
それ以上、部外者のおれが立ち入るべきではないので(既に充分立ち入っていると思うが)そのまま通り過ぎて別の入り口に向かうと、前にはやはり先日のパトカーが出て行くところで、車の途切れるのを待っていた。
間に入る車もなかったので、しばらくそのまま走る。しばらく走ると斎場のある道で曲がっていった。
そのまま通り過ぎて仕事に向かうつもりが、何となく気になって左折して斎場のある道路へと向かってしまった。
西のお山には天使の梯子が掛かっていた。
警察官の二人は、斎場へ入る道路で取り締まりをしていた様だ。
顔を見ると、やはり先日のお巡りさんだった。
道路脇で取り締まり中のお巡りさんに、つい声を掛けてしまった。
2、3度呼びかけたが気がつかない様だったが、
更に大きな声で呼び掛けると、こちらに振り向いてくれた。
色々知っていても守秘義務もあるだろう。
何かを言いかけてはいたが、上手く言葉に出来ないようだった。
おれは『ありがとうございました』と先日の礼を告げた…