さて翌日、昨日の雨はすっかり上がり
青空とお陽さまが雲間から
顔を覗かせていた。

いつものように雑務を済ませ
準備をする。

結局、かの渓へ着いたのは、
昼少し前だった…
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この日は、それ程、奥地へは行かず
手前の方から景色の良さそうな処で
渓虎を停め写真を撮る。
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苔むした感じの写真も必要だ。
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途中で下りた場所は、おそらく
25年〜30年程前、工事の時、
資材や休憩小屋を置く為に
使っていたと思われる広場だった。
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ボロボロの合羽やら、
かなり古い空き缶が
そのまま放置されていた。
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今でこそ、そんな事はないと思うが、
大変失礼ながら、自分が建設会社に
勤め出した頃の25、6年前、
土木に従事する方達のゴミ等に対する
モラルと言うか意識の低さは
正直酷いものだった。

現場で出た空き缶やゴミは埋めるのが
当たり前のような感覚で、
自然に対して畏怖と畏敬の念を
抱いていたおれにとっては許しがたい
行為だった。

まだ入社したてだった新参者のおれは
みんなが飲んであちこちに捨てた
空き缶を拾い集めるのが精一杯の
自然に対する償いとそんな事を平気で
出来る人達への精一杯の抵抗だった。

まぁ、たまたまその会社が
そうだったのかもしれないが、
その頃から盛んに、
土木のイメージアップなんて言って、
現場周辺のゴミを拾うとか、
ゴミや空き缶をあちこちに捨てたり
身なりをきちんとするとか、
現場の近隣住民に挨拶をするとか、
業界全体で押し勧める事を考えると
あながちどの会社も似たり寄ったり
だったのだろう。

当時のおれは
『そんなの普通にする事じゃねぇの?
それがイメージアップって…‼️』
と驚愕したもんだった。

〜〜閑話休題〜〜

そんな寄り道をしながら、
つい先日遊んだ処に着いた。
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早速向こう岸へ渡りあちらこちらの
写真を撮る。
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さぁ資料も撮れたし禊だぁ~❣️
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遊んでいるように見える…?
かもしれないが
自然と一体となり山の神々や
渓や岩や樹々の精霊と交る事で
少しばかりの力を頂く…
おれにとっては欠かせない
行為なのだ…いや大切な儀式だ…

って遊んでるんだけどね ( ̄▽ ̄)
だぁはははは (^人^)

一部お見苦しい画像があった事を
お詫びいたします。m(_ _)m
 
と言うわけで次回、
                   ようやく創作開始だぁ~‼️
締め切りまで後5日と半日‼️
              間に合うのか❓こじぞう⁉️
              第6話に続く…