優ちゃんが突然告られてびっくりした

 

 「あっちゃん、優子ちゃんっていつもあんな感じなの?」 

 「そうだね、中2くらいまではしょっちゅうだったけど、

  それからは誰とも付き合わないってわかってみんな告らないかな

  ファンクラブはあるけどね、あの五人全員に」

 「ふーん」

 「多分あの子は外部生、ね?鈍感でしょ」

 「まあ確かに、付き合ってって言われて何に?って返す人はあんまりいないよね」

 「優ちゃんはそういうところが可愛いんだよ」

 「じゃあ話に行く?」

 「そうだね」

 

 あー、10年ぶりだよね?話すの、緊張するなあ

 

 「みなみ!」

 「おっ!敦子」

 「あっちゃーん、会いたかったよお」

 「優子〜私もだよ〜、てか、告られてたね」

 「見てたんだ、告られてたのかな」

 「あははは、優子らしい」

 「おっ!あっちゃんや」

 「おひさー」

 「久しぶり」

 「おー、みんな元気そう、佐江ちゃん、ゆきりんと別れてない?」

 「おいおい、開口一番それ?平和だよおお」

 「のろけんなや〜」

 「で、今日は私にできた友達を紹介する〜」

 「敦子もう友達できたんっスか?」

 「いやあ、みんなができなさすぎ、私と指原ときたりえと由依だけでしょ

  まあ、しょうがないけどさ」

 「で、誰?なんか才加がこのあと仕事あるって言ってから急がないと」

 「言ったのは私だけど仕事を作ったのは先生だ!」

 「はいはい、じゃあ紹介するよ」

 「こんにちは峯岸みなみです、、みーちゃんって呼んでね」

 「こんにちは小嶋陽菜です」

 「わー可愛い!」

 「よろしくっス」

 「よろしくなあ」

 「よろしく」

 「・・・・・よろしくね」

 やっぱり、優ちゃん覚えてなかったか

 ショックだなあ

 「優子どうかしたか?」

 「ううん、なんか昔の知り合いに似てる気がして、、、」

 「陽菜ちゃん?」

 「うん、、、まあ、違うと思うけどねえ」

 あっ、覚えててくれたあ、、

 「陽菜、言わなくてもいいの?」

 「うん、まだいいかな、、、、」

 「そっか」

 

 「あ、そうだみなみ〜明日からお昼一緒に食べよ」

 「いいっスよ」

 「どこで食べるの?」

 「生徒会室!!!」

 「優子それいつ決めたん?」

 「だってすぐに寝れる!」

 「優子、仕事優先だぞ」

 「才加、、、、、うざい」

 「・・・・」

 「優子、才加は傷つきやすいんだから、、、」

 

 優ちゃんが幸せそうでよかった

 お昼一緒に食べるのか、、、嬉しい

 「陽菜、、、顔」

 「・・・・・・」

 

 「あっ、敦子、今日優子の家行くけどくるっスか?」

 「いく!行く行く、二人は?」

 「いや、流石に、、初対面だし」

 「別にいいよ、きても、あっちゃんもそうだったし」

 「そうだよきなよ、優子の家には食べ物がなんでもある!」

 「あっちゃん、、、、それ目当てだよね毎回」

 「じゃあ、私は行こうかな、陽菜は?」

 「・・・・いく」

 「じゃあ、1時間したら生徒会室きて」

 「優子、1時間で終わるのか?一年全員のデータをまとめるんだぞ」

 「さっき、才加が見せてくれた資料もう頭に入ってるし

  内部生なら大体わかるから、みんなもでしょ」

 「まあ、、ね」

 「じゃあ、また後で」

 「バイバーイ、頑張ってね、私のお腹減るまでに終わらせてね」

 「敦子はいつも空いてるじゃ無いっスか」