Haruna side

 

 初めて優ちゃんのあんな声を聞いた

 あんなにワクワクしたり、怒ったり、あんな優ちゃん陽菜は知らない

 

 陽菜にはいつも同じ表情、同じ声だった

 陽菜をきづかう声、表情、それしか見てない

 「優ちゃん」

 「何?小嶋さん」

 「・・・・」

 「話すなら、下で話しますか?」

 優ちゃん、、、、

 「皆さんもきたらどうですか」

 「優子、あそこに入れるのか?商談室だぞ」

 「うん、別に良くない?だめ?」

 「いや、いいけど」

 「そう、じゃあ、そこで」

 

 「で、何?」

 「・・・」

 「陽菜、ちゃんといいな」

 「優ちゃん、陽菜、優ちゃんのことが好き」

 「・・・・」

 「はあ?!何言って」「佐江!!!」

 「それは、何?私がお金を持ったから?会社を作って有名になったから?」

 「そんなこと」

 「そんなことないよ、優子、陽菜はずっと」

 「みーちゃん、みーちゃんには聞いてないんだよ!!

  小嶋さん、陽菜に聞いたの!!!」

 優ちゃん、、、陽菜って呼んでくれた、、、

 でも、、、、

 「優ちゃん、陽菜はずっと優ちゃんのことが好きだった

  今でも、ずっと大好きだよ」

 「・・・ごめん、陽菜の好きは信じられないよ」

 「優子!!陽菜は」

 「みーちゃんは信じられない私が悪いっていうかもしれない

  でもね、陽菜は付き合ってたときに好きって言ってくれた事はない

  挙げ句の果てに誕生日に大っ嫌いだよ?」

 「優ちゃんごめん、陽菜は、、、陽菜は」

 「陽菜は何?ずっと好きだった?だったら別れてからすぐ連絡すれば良かった

  じゃん、小嶋さんのそういうところが優子を苦しめてるんだよ」

 「・・・・・」

 「小嶋さん、小嶋さんには酷なことかもしれないけど

  優子の中にもう恋愛感情の好きはないんだよ」

 「えっ?」

 どういう事?陽菜のことが好きじゃないの?

 「つまりね、もう今は持てないんだよそういう感情が、誰に対しても」

 えっ?才加なんて言った?

 みーちゃんを見ても口が空いてるし、麻里子は険しい顔をしてる

 「今才加が言った通りだよ、私は陽菜と別れてから人を好きになることが

  わからない、、、陽菜には今の私は好きになれないよ」

 「そんなこと」

 「優子!!それは優子が決めることじゃない、陽菜が決めることだよ」

 「みーちゃん、たとえ陽菜が今の私を好きでも私は陽菜にそういう感情がないの

  陽菜にそれが耐えられるとは思えない」

 優ちゃん、流石にそんなにはっきりと言われると、、、

 「優子、流石にその言い方だと、、、」

 「何?その程度で傷つくの?優子はほぼ毎日うざい、嫌いって言われてた、

  今ので傷つく人に耐えられるとは思えないけど」

 「佐江、熱くなるなよ」

 「ゆっぴーさ試しにニャロと付き合いなよ」

 「麻里ちゃん?!」

 「試しって、、、、」

 「優子、試してみたら?」

 「才加、、、、」

 「優ちゃん、陽菜はお試しでもいいよ、だからもう一度チャンスをください!」

 「・・・・・」

 「優子、踏み出すことも大切だぞ」

 「わかった、でも私は陽菜に何もしてあげられない

  私は今まで通りの生活を続けるし、何よりも仕事が優先、、

  それでも、いいなら」

 「いいよ、陽菜がゆうちゃんを振り向かせるから」

 「すごい自信、、、」

 「陽菜、頑張りなよ」

 「ニャロ頑張れ!」

 

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これで、一様一旦完結にします、、、

 

続編は出すかもしれないし、出さないかもしれないしです

 

次は何を書こうかな

 

リクエストなどしてくれたら、かけそうだったら書こうと思います