松竹問題(47):松竹さんの問いかけに対する応答 | kojiya-sanctuaryのブログ

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松竹さんが5月15日に公開したYouTube「なぜ共産党は対応を誤ったのか」で、視聴者に「なぜ共産党は私の処分のための調査委員会に私を呼ばなかったのか」、視聴者の意見を聞かせてほしいと言っている。

もちろん松竹さんは喧々諤々の意見交換を盛り上げたいのだろう。

私もコメントしようと思ったが、コメント欄を見ると、かなり荒れている。

そんな場に飛び込みたくない。

 

困ったものだ。

松竹問題が起きてから、X(旧ツイッター)での松竹さんへの誹謗中傷は目に余る。

松竹問題が明らかにした点は多々あるが、そのひとつは、残念ながら、共産党員の一部にはネトウヨと変わらないレベルの人間もいることだ。

松竹問題よりも、そんな人間が世間の目に触れたことの方が、大局的には共産党にダメージになるだろう。

 

それはさておき、私は共産党が調査委員会に松竹さんを呼ばなかったのは、小池晃さんが除名処分後の記者会見で、記者から「松竹氏は再審査請求をすると言っているが」と問われて、ポカンとして「再審査請求?そんなものはない」と答え、記者から「規約にあるが」と指摘されて、「それなら、そうでしょう」と答えたことと一致すると思う。

 

両者とも、松竹さんの除名処分は一部の人間が強引に進めたことを物語る。

書記局をはじめ、京都府委員会も地区委員会も、それに振りまわされたのだ。

組織的な検討はされなかった。

 

一部の人間とは、いうまでもなく、志位さんとその周囲の人間だ。

志位さんの長期体制が続いたので、志位さんは権力を握りすぎたのだ。

だから志位さんの暴走を許した。

 

だが、志位さんは状況を見誤った。

今はSNSの時代になり、情報が一挙に拡散される。

また松竹さんには本を書く力があり、SNSでの発信力もあり、加えて人脈も豊富だ。

その点の計算が甘かった。

 

松竹問題は、言い換えれば、志位問題なのだ。