最近、「湘南の海岸に『カツオノエボシ』が打ち上げられた!」と、ニュースになりました。
まず、鎌倉、そして小田原・・・。だから、多分、その間の海岸にも上がっていると思われます。
このクラゲは触手に猛毒があって、たとえ死んでいても、その触手に触れると危険です。
画像の3枚目が、このクラゲです!
お散歩で、海岸に行かれるワンちゃん達は気をつけた方がいいですよ。
なにせ、わんちゃん達は、素足ですから・・・。
そして、この貝は、「ルリガイ」といいます。
10年以上前に、そ、まだ小次郎と散歩していた頃に、地元(湘南の端っこ)の海岸で拾いました。
梅雨時だったかな?
小次郎と、人間の子供たちと、お父さんと、家族全員で、海岸を歩いていて、濡れた砂浜で見つけました。
初めて見る貝で、青のような紫のような色合いで、夢のように美しくて、
息子(13歳くらいかな?)と一緒に、色々調べました。
ルリガイの裏側
ルリガイの表側
この「ルリガイ」は、なんと「カツオノエボシ」を食べるのです。
だから、「カツオノエボシ」と同じ色・・・。
「カツオノエボシ」はクラゲですから、波間を風に吹かれて漂っているのですが、
「ルリガイ」は、それを追いかけてくるんですよ。
貝なの、どうやって?
不思議ですよねえ?
答えは、ものすごく不思議で、「”泡のいかだ”を作って、それに乗って、同じ風に吹かれて、後を追ってくる。」のです。
(4枚目の画像が、「泡のいかだ」)
これが、カツオノエボシです。
これは拾ったばかりのルリガイ。まだ「泡のいかだ」がくっ付いています。
泡は粘性があり、壊れにくいので、これがあると沈まないで波に乗れるのです。
10年以上前の、息子の掌。小さかった・・・。
以上の画像は、息子が夏休みの宿題用に撮ったものでした。
カツオノエボシのニュースを聞いて、懐かしくて、机の引き出しから探してきました。
最後までご覧いただいて、ありがとうございました。