3月中旬の話ですが、徳島県の出羽島のアートフェスティ

バルに淡路島在住の9名で行って来ました。車2台分乗で。

この日は、初めて会う方が4名。9名中6名が女性と言う

幸せな空間でした(笑)


出羽島は徳島県の瀬戸内海にあるものだと思い込んでた

けど、なんと太平洋側でした。片道3時間以上掛かりま

した。めちゃ遠かった・・・


船は徳島県牟岐町という田舎町から出ていました。

旅する淡路島農家の無農薬農業生活

小さな港の雰囲気が良い感じ。


出羽島の港に着いてすぐ、無料ボランティアの案内があり

ました。自分は一人で自由に見たかったのだけど・・・



かつて若い人も沢山いた時を再現した人形達。

今では人口105人位になってしまったようです。こういう

アートフェスティバルをきっかけに島に移住する人が増え

といいのですが。
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アートフェスティバルでは、20名くらいの芸術家が

自分の作品を空き家に展示していました。

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出羽島の民家の特徴はミセ造り。収納可能な雨戸と縁台

があるのが最大の特徴。また、出っ張った窓みたいな

スペースがあるのも特徴で、部屋が狭くなるにも関わら

ずあえてこういうのを作るのが島の人なりの粋というか

贅沢だそうです。見える場所に欄間もあり、昔の羽振り

の良さを物語っています。


旅する淡路島農家の無農薬農業生活

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島にはなんとバキュームカーを覗いて一台も車

がありません。周囲4キロもない小さな島だから

ですが非常に珍しいと思います。

代わりにあるのが手押し車。島の人にとってなく

てはならない”車”だそうです。

旅する淡路島農家の無農薬農業生活

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ここは駐車スペースだ、とボランティアの大梅さんが

冗談で仰っていまっした。何かにつけ冗談を言ってくれ

ます(笑)

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こういう崩れかかった民家も芸術的スペースに音譜

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すごい暖かい島なので、島中に自生しているアロエ

が花を咲かせていました。初めて花見た。

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放置された廃舟にも生えるくらい、雑草のようにアロエ

があちこちに生えています。

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あり得ないくらい高い位置で魚を干していましたww

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島で採れる天草を干していました。

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海藻に毒があるのはないんじゃないかとボランティア

さんが言ったので、他にも色んな海藻を食べれるかどうか

試しに食べたりしました。自分だけでなく他の女の子も(笑)


旅する淡路島農家の無農薬農業生活


このTシャツのデザインすごく気に入りました。

障害者の書いた絵をデザイナーの方がTシャツに

プリントしたものです。


旅する淡路島農家の無農薬農業生活

かつての小学校。今は小中高生ゼロです。

アート展の期間だけ絵などの展示とお土産が売って

いました。

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ある芸術家の展示。「つぶつぶは知っています。つぶつぶ

がつぶつぶでいられなくなる可能性を十分孕んでいることを。」

この文言面白いなぁ。

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これも自分の中では傑作と思いました。

「相対的安堵」。こういう日本語ないでしょうけど。
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アート展期間だけやってる休憩所。土日祝にやって

いるという島の海産物で取った出汁のそうめん、食

べたかったなぁ。でもすごい良い雰囲気でした。

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出羽島の港。のんびり良い雰囲気でした。
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アート展の約一カ月で、約一万人が訪れるそうです。

初めての試みやけど、大成功のようです。瀬戸内海

の島々のアートフェスティバルなんて百万人くらい

観光客来るらしいですからね。アートでの町おこし

は今後の地域活性の主役になると思います。

牟岐町に戻ってから、ブラック焼そばを食べました。

港付近の4軒のお店でやっていました。
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ブラック麺が4つしかないと言われたので、普通の

中華麺にブラックソースをかけた焼そばも作っても

らいました。

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ブラック焼そばは、イカスミを練りこんだブラック麺と

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このブラックソースをかけるらしい。このソースは900円

やけど地元しか手に入らないそうです。