昔からひとり旅ってのは歌にも良く出るし、どんなもんだろうなぁと子供の頃はあこがれてもいた。 『みちのくひとり旅』とか『君を忘れる為、長い旅に出て…』なんて歌詞も。 大人になって旅好きになり、ひとり旅もずいぶんした。 ひとり旅は僕は好きだけど、いつも思う。 こういう歌の主人公ってどんな奴なんだろうなぁ…。 ひとりであろうがなんだろうが、旅には金が掛かるよ。 まだ学生じゃ金なんか無いし、若いサラリーマンじゃ暇は無い。 家庭持ちならひとりじゃ出て行けない。 あ、定年後の人達か? いやいや、これらの歌の主人公はそんな年齢じゃなさそうだよ。 

…とすると、昔からあるひとり旅の歌の主人公は金持ちのボンボンなのか?? 

商売始めて10年は休み無し。 やっと少し休めるようになってチョイ旅。 任せられるスタッフが居てくれてようやく1週間以内の旅。 行く末が見えてきて(あきらめて)旅らしいかどうか貧乏、無銭旅行…。

しかし、旅はいい。 特にひとり旅はいい。 歌とは違って、頑張って頑張って、体の自由が利いて体力があるうちに、ちょっと長い旅にひとりで出る。 なるべく金を掛けずに気楽に気ままに出掛ける。 旅はこれが一番。 違う?