昨日のボクシング、

井上尚弥対ドヘニーについては

別の機会に話すとして。

 

注目のWBO世界バンタム級タイトルマッチ、

王者・武居由樹対挑戦者・比嘉大吾について。

 

比嘉が11ラウンドにダウンを奪い、

(後頭部をかすめるパンチで武居がスリップ。

レフェリーがダウンを取った)

 

勝負の最終12Rは武居が倒しに行き、

11R終盤から力尽きていた感のある比嘉を

めった打ちに。

 

結果、2者が1ポイント差、

1者が3ポイント差の

3-0で武居が判定で勝利して、

初防衛に成功。

 

比嘉の6年ぶりの世界王座復帰への執念と、

乗りに乗った時の強さ、

武居の進化と、苦戦しながらも見せた意地。

 

共に1発のクリーンヒットでKO出来る強打の持ち主だけに、

パンチが交錯するたびに、観てるこちらもボルテージが上がり、

本当に見応え十分な熱闘、激闘でした。。

 

 

一夜明けて、SNSをチェックしてみたら

「比嘉勝利」と見た人もいたようで、

これは正直、意外でした。

 

確かに、比嘉がロープ際まで詰めて、

連打した回はあった。

しかしながら、常にジャブで

先手を取り続け、

詰められても的確なアッパーで反撃して、

「やられっぱなし」にしなかったのは

武居。

 

前半~中盤は、武居が

ほぼ試合を支配した、と

私は見ていました。

 

採点表。森合さんのポストです↓

 

 

 

 

 

武居は前回のマロニー戦に続いて、

的確な右ジャブを相手よりも

常に多く当てて、

僅差だろうが10-9でポイントを

しっかりと取れる強みを今回の試合でも

いかんなく発揮したと思います。

 

 

試合後のマイクでは、

「天心君、10月の試合頑張ってください」

天心が次戦に勝ち、世界ランクを上げたところで

「武居由樹対那須川天心」が決まるか?

実現すれば、話題性抜群のカードになる。

 

井上尚弥が12月に次の防衛戦を予定しており、

ここで「武居由樹対那須川天心」がセットになれば

盛り上がること間違いなし!

 

井上尚弥もそうだけど、

選手自ら「自分のストーリー」を語れるところが、

大橋ジムのボクサーの強みだと思います。

 

これぞ、大橋会長の大橋イズムだなあ、と

私は思います。

 

武居由樹対那須川天心、ぜひ実現してほしい!!