とても興味深い鼎談、公開されました。
<特別鼎談・前編>ヒトでつなぐ・モノでつなぐ・スポーツでつなぐ「地球をつなぐ」嵜本晋輔×吉岡秀人×中村拓己
<特別鼎談・後編>ヒトでつなぐ・モノでつなぐ・スポーツでつなぐ「地球をつなぐ」嵜本晋輔×吉岡秀人×中村拓己
ACジャパンのCMで見ていた
ジャパンハートの吉岡秀人最高顧問(小児外科医)。
23歳の若さでプロサッカー選手を引退した後、
現在は上場企業のトップとして活躍する
嵜本晋輔バリュエンスグループCEO。
そしてK-1JAPAN GROUPの
中村拓巳K-1プロデューサー。
9月のK-1横浜大会からスタートした
チャリティーオークションが縁でつながったお三方。
↓チャリティオークションについて説明する中村P
中村プロデューサーに、
鼎談の司会を、という話をいただいた時は、
果たして話が噛み合うのか、と心配しましたが、
お二人の資料を読み「ぜひ話をうかがいたい!」と思いました。
吉岡先生は、医療の届かない貧しい国・地域の医療に取り組み、
国内では小児がんの子どもたちの治療に取り組んでいる。
その1つが「ミャンマー」。
昨年末からずっと推してきた
「世界で最も過激な格闘技」ミャンマーラウェイに
挑戦する渡慶次幸平選手ら日本人格闘家を追った
ドキュメンタリー映画「迷子になった拳」の舞台ではないですか。
私自身、学生時代の旅行でバングラデシュやインドに行き、
貧富の絶望的な格差や、ストリートチルドレンの世界を垣間見て、
「あの中」に入っていくことの大変さが少しだけ分かるつもりです。
嵜本CEOは、21歳の若さでJリーグ・ガンバ大阪で戦力外通告を受け、
23歳で現役引退して、早すぎるセカンドキャリアを歩んできた方。
私は94~96年「東京ウォーカー」の編集ライターとして、
Jリーグブームの熱狂と「サッカー選手の早すぎる引退」を
とても近くで目撃する経験をしています。
個人的に、吉岡先生と嵜本CEOに
うかがってみたいことがたくさんあって、
話が盛り上がらなければ聞いてみようかと
考えていましたが、杞憂に終わりました。
今回のテーマに沿って話題を振ると、
お三方の話は尽きることがありませんでした。
取材時間が終わってもお話は続いていて、
今回だけで終わらせてしまうのは
もったいない顔合わせだと思いました。
特に、吉岡先生と嵜本CEOから見た「格闘技」の話は、
とても新鮮でしたし、もっといろんな角度からお聞きすると、
いろんな話が飛び出してくるだろうな、と。
K-1、ジャパンハート、バリュエンスグループの
交流はこれからも続いていくことと思いますし、
鼎談の第二弾、第三弾もぜひ、と思っています。
茂田浩司 ライター&編集者のmy Pick