なかなか市長が市の廃止を叫びながら市中を走り回る光景と言うのも、もう死ぬまで見られない気がするので面白かった。

市をよくします!という合意のもと立候補したと思われた市長が、まさか市を廃止するために立ち上がるとは…みたいな、ちょっとした物語になりそうなお話し。

基本的には大阪市も大阪府も市井の人たちはあまり変わらない気がする。
景気が良くなるのは海外からのお客さんを相手に商売をする…実は飲食や小売店ではない。
まぁ、その辺は従来の談合構造や体質がそのまま残るでしょうね。
古い既得権益集団に変わって新しい既得権益集団が仕切るだけで。

古い既得権益集団が新しい既得権益集団に勝てないのは、その性質上メンバーが少ない方がいいからで、新しい既得権益集団はこの構造を責めれば意外に交代は易い。
ただやり方に一手間要るはずだけど、それは多分今回は国外勢の仕事になってそうな気がするね。
まあ、IRだから当たり前か。

都構想がうまく行くのがいいとして、今のリーダーではちょっと難しいものがあるな。
もしかしたらそこまでが構想済みなのかな。
フタを開けたら自民の落下傘部隊が降りてきて国会との二重行政もなくなってたりして…。

大阪が日本をリードする!は事実になるけど、利鞘が全部もっていかれることになるのかな。
まさに小説より奇なりですね。