10月も残り少なくなった。
大阪都構想まで1週間を切りました。

都構想の本丸、大阪市民はもちろんですが、選挙に混ぜてもらえない周辺都市の府民は大丈夫なのかな。
むしろそちらの方が心配事が多いのにね。

大阪市の黒字財政が府に流れる。不安定になる市の財政をスマートシティ名目の観光戦略で賄うという風に考えると、周りの市への還元が維新寄りかそうでないかで変わるんじゃないかと言う問題が出そうな気がするね。

堺市などの維新派の市長がいる所は観光産業で潤う(もちろん市民にはシワ寄せとお金が流れてくる)けど、他のとこはどうなるのかな。

デジタルマーケティングはその戦略で簡単に観光客をひきつけられるけど、逆に言うとそれ以外の所には格差を押しつけてしまう。
大阪市内の中心部には家賃の都合上アジア系の金融エリートなどが住み、元から居た府民は郊外で暮らして大阪市で働くみたいな空洞化のないドーナツ化ができるのかも知れないね。

しかし、竹中平蔵氏はすごいな。もはや大阪は維新がどうとか自民がどうじゃなしに竹中平蔵氏に直接意見を聞いた方がいい気がするね。
巨額のサラリーを渡しても、下手したら維新がハンドリングするよりお金が回った上、残るんじゃないかな。

医療、サイエンス、カルチャー、アート、教育…あらゆる分野に税金を振り分けて回収する…って、すでに富の分配という税金の基本的な使い方になってると思うね。