はじめまして、私は鍼灸按摩指圧マッサージ師をしていて今は老人ホームにご入居されている高齢者の訪問マッサージをメインにやっています。
このブログでは主に私のような、これから両親が高齢者になり、いずれは親に老人ホームに入居してもらうかもしれない方々に向けてどういった基準でホームを選ぶのか考えていきたいと思います。
まず、最初に両親がしっかりしてるうちにキチンと「もし認知症や寝たきりになったらどうしたいのか」本人の希望を聞いてあげてください。 誰でも親にはいつまでも長生きして元気でいて欲しい、そう思います。 けれど今現在、平均寿命は男性で80歳、女性で87歳です。 勿論健康な方ならそれ以上に長生きされますが、そう考えると私と同世代の方々なら残された時間はそんなに長くない、と思うはずです。
よく「終の住み処」といいますがあなた自身の事を考えてみてください。 もし、死ぬなら何処がいいですか?
殆どの方々が「自宅」と答えると思います。
実際は殆ど病院で最後を迎える方ばかりですがそれまでは住み慣れた環境で居たい、それが自然だと思います。
けれど現実は親の介護に(したくても)手が回らなくてホームのお世話になる、或いは認知症で徘徊等が出てしまえば自宅で面倒を見きれなくなる、そうなった時に意思の疎通が出来ないと親にとって老人ホームは姥捨て山のような場所になりかねないのです。
だからこそ、親が元気なうちに「もし認知症になったらどうしてほしい?」と真剣に話し合って下さい。 そうすれば100%とはいかずともある程度親の希望に沿えるホームは必ず見つかります。
もし、親が既に認知症等で意思の疎通が出来ないのであれば親の話やあるなら親の子供の頃の写真等でなるべく親の生まれ育った環境に似せてあげると幾らかは落ち着かれると思います。 私の祖母は生前、よく「家に帰りたい」と言っていました。 けれどそれは自宅ではなく、祖母が生まれ育った家の事だったのです。
実際、伺っている患者さんの多くはご自分の住所ではなく何処か違うお家の話をされます。 認知症になると最近の記憶から失われて原初の記憶は最後まで残る、そういう研究結果もあるそうです。 実際にそう思います。
老人ホームを親にとって姥捨て山にするか終の住み処にするか、ご自分の将来の事と思って真剣に考えてみてください。
次からホームの選び方のポイントを順を追って話していきたいと思います。