こんにちは、だいぶ涼しくなってきましたね。 街中には金木犀の香りも漂ってました。
さて、今回は老人ホームの食事に関して書いていきます。
老人ホームの食事は基本的に栄養士さんが監修していてカロリーや栄養価のバランス等しっかり計算されています。加えて噛む事が出来なくなってきた方々もいらっしゃるので柔らかく、喉に詰まらないように細かく調理してあります。
その為見た目には美味しくなさそうになってしまいます。
当然の事ですが硬い物、よく噛まないといけない物、喉に詰まる可能性のある物、これらは「絶対に」メニューにのぼる事はありません。
更に(当然というか)塩分も控えめになっているため濃い味付けに慣れてる方には殆ど味の無いように感じられるでしょう。
特別養護老人ホームの場合は食費を抑える為に食材が偏る事もあります。 これは旬で大量に出回ってて値段が低いものを中心にするため調理法を変えて一週間のうちに何回か提供されるようです。
有料老人ホームの場合は食事に関しては割と自由度があるようで一週間の献立は勿論日替わりで朝昼晩と私が見ても美味しそう、と感じるような物が並んでいます。
またホームによっては月一だったり週に一回の割合で仕出しのお弁当や近所に外食に行ったり、希望者には旬のお食事(今ならさんまの塩焼きと松茸のお吸い物等)があったりもします。
こうして書くと特別養護老人ホームはどうしても食事の面では見劣りするかもしれませんがそもそも特養は今は殆どの施設が要介護度が3以上の寝たきりの方や症状の重い方でないと入所出来ないのでお食事はそれほど重要でないのかもしれません。
特養であっても食事制限の無い方であればご家族が面会の際に本人が好きな食べ物を持っていってその場で食べたりすることは可能です。 また施設によってはベッド脇に小型冷蔵庫の持ち込みを(こっそり)許可していて入居者さんが自分用のおやつ等を管理出来たりする場合もあります。 その辺りは見学に行った際にチェック出来ればいいかもしれないですね。
あと何気に気を付けるべきはやはり「入居前に体験で食事もチェックする」事です。
以前私の患者さんで新潟の長岡出身の方がいらっしゃいました。ご本人は長岡にずっと住みたかったのですがお嬢さんがこちらに住んでいる為お嬢さんの一存でこちらのホームに入所されたのですが元々が水もお米も魚も美味しい所にいらっしゃった方です、こちらの食事が口に合う訳がなく毎日お部屋でスナック菓子のような物だけ口にしてホームのお食事は殆ど召し上がらないようでした。
我々子供の側からしたら何かあった時にすぐ駆け付けられるように近くに呼び寄せる、高齢の親を心配して割とよくある事ですが何が親御さんにとって一番幸せなのか、毎回言ってる気もしますけどここはよく考えて話し合って下さい。
自分が将来子供にそうされたらどう感じるか。