追い込まれた時がチャンス | 社長のリーダーシップ・指導力アップの具体策!~経営リーダーシップの強化書

追い込まれた時がチャンス

こんにちは。

 

小島剛です。

 

 

前回からの続きです。

 

 

凝り固まった価値観をほぐすことが、
いかに難しいことか。

 

というお話でした。

 

 

価値観をほぐすとは、いままでの
勝ちパターンを手放すということ。

 

その、勝ちパターンを手放すことへの
恐怖心が、価値観をほぐすことを
妨げます。

 

 

勝ちパターンを手放さないまま、
価値観が生み出すデメリットだけ
取り除くことはできないか?

 

そんなことは不可能なのですが、
そこにこだわっていると、
進むことも退くこともできなくなります。

 

それが、葛藤です。

 

 

それで、

 

「人より秀でなければならない」

 

という強固な価値観をほぐしていった
S社長。

 

では、S社長の場合、どのように
その葛藤に対処したのでしょうか?

 

 

まず、価値観をほぐすための
きっかけになるのは、

 

「ほぐさざるを得ない状況に追い込まれる」

 

ことです。

 

 

目の前の問題を解決しようと、
あれこれ手を尽くし、
もがいても、あがいても、
状況は変わらない。

 

(私も含めて普通の人は、)
それぐらいの状況に追い込まれて、
初めて、価値観をほぐそうと思えます。

 

並大抵のことでは、価値観をほぐそう
なんて思わないんですね。

 

 

S社長の場合も、何とか社員を成長
させようと、あれこれ手を尽くしました。

 

それなのに、まったく変わらなかった。

 

精神的には、かなり追い込まれて
いました。

 

 

人間だれしも、そんな状況に追い込まれたい
なんて思わないですよね。

 

でも、図らずしも追い込まれてしまったら、、、

それは変化するチャンスでもあるのです。

 

 

ただ、ほとんどの人は、そのチャンスの時に、
何をすれば良いのかを知らないのです。

 

価値観をほぐす、なんてことを教えて
くれる人は、あまりいませんから。

 

 

そうこうしているうちに、
問題をうやむやにしたり、
表層的に解決したりして、
変化するチャンスを逃してしまうのです。

 

そして、しばらくすると、また同じような
問題がやってくる。

 

それを繰り返します。

 

 

少し話がそれましたが、
価値観をほぐすために必要な最初のステップ。

 

それは、

問題から目を逸らさず、苦しい状況に
留まることです。

 

(これがなかなか難しいのですが…)

 

長くなりましたので、次回に続けます。


最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 


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